2016年新年あけましておめでとうございます。
2015年度のワークショップも残すところ、1月9日の発表会のみとなった。
その発表会で、2016年3月からの新年度のワークショップの新体系についても、発表しようと思う。
その新体系の概略は、こんなところだ。
新年度から「リードアラウド研究会認定講座」(仮称)とワークショップを銘打ち、段階別の認定をする。
朗読と指導というリードアラウドの2本柱、時間数、費用、日時などはおよそ変わらない。
認定する段階は4つ。
1. リードアラウドReader
2. リードアラウドAssociate Instructor
3. リードアラウドInstructor
4. リードアラウドMaster Instructor
これまで、外部に門下生をリードアラウド指導者として送るときに、担当者からきまって「どれほどの講師さんか?」と、遠回しにではあるが、尋ねられた。
そのたびに、「わたしが太鼓判を押します」と答えた。
それで認めて下さった担当者のみなさんに大いに感謝しつつ、この「太鼓判」をどうにか客観的にしなければ、と常々思っていた。
多少の手直しはまだあるが、リードアラウド指導者として身に付けているべき技能を4段階に分けて挙げた。
これで、「太鼓判」を押す判断基準が、より客観的なものになるだろう。
認定のおおよそは、以下のとおり。
1のRA Reader。
リードアラウドの朗読のみが認定基準の対象、ワークショップ3回参加で、自動的に取得できる。審査なし。
2のAssociate Instructor。
この段階から、朗読と指導両方の技能を審査で認定。ワークショップ1~2年参加が条件。
3のInstructor。
3年以上のワークショップ参加。朗読、指導ともにリードアラウド指導者として十分な技能を持つという認定。
4のMaster Instructor。
5年以上のワークショップ参加。朗読に優れ、指導計画の立案、即興性ある指導技能を持ち、朗読・指導法教授もできることの認定。
2~4の認定は、リードアラウド指導者としての技能の保持のため、年1回のワークショップ参加による更新が必要。
こういった体系下で、認定を受けた人とその年度にワークショップに参加した人々が、リードアラウド研究会メンバーということになる。
より詳しくは、発表会で。
そして正式なものは、HPで近日中に発表予定。
「リードアラウド認定講師」と名乗ることが意味あることになるよう、リードアラウド研究会も実績をしっかりと作っていく新年にしたい。
◎これまでワークショップに参加した、OG、OBのみなさん!
新体系になる『リードアラウド・ワークショップ2016』に、ぜひご参加下さい。