シアターゲーム「Building a Story」を中学生たちとやってみた〜キッズブックス英語スクール

中学生ともなると、これまでいくら英語絵本のリードアラウドを楽しんできた生徒でも、「幼稚そう」と感じると、指導者に冷めた視線を送ってくる。
ヘタにお遊びだけのゲームなどしては、指導者として軽蔑されるだろう。

とはいっても、クラスで読んだ本、たとえば今月の『Millions of Cats』を、英語でディスカッションしたり要約したりは、まだ力不足。
「勉強」として取り組まなければできないので、そう楽しめるわけでもない。
ではどうしたら、中学生が長めの物語の読解を深め、英語技能を磨きつつ、「勉強」を強く意識せずに、楽しむことができるだろうか?

そこで、シアターゲームの登場だ。
数あるゲームの中から、「Building a Story」にチャレンジ。
結果を先に言えば、成功!
無表情だった中学生が、「うーん」と眉を寄せて考えたり、思いがけず「The End」で話を終わらせたときはニヤッとしたり、小学生時代の無邪気な顔をのぞかせたのだ。

このゲームでは、数名が輪になって座り、「one sentence at a time(ひとり1センテンスずつ)」などのルールを決め、グループでa storyを作り上げる。
普通は、自由なお話を作って行く。
今回はアレンジ版として、『Millions of Cats』の物語を、各自の言葉で再構築させた。

帰国児の小学1年生にも同じ本を読ませていたので、ゲームに混ぜた。
しかし、いくら英語を学んできたといっても、まだ1年生。
物語を大づかみすることが難しい。英語力というより理解力的にゲタが必要なため、本を見ながらでもよいというハンディをつけた。
中学生も、実は少し難しいかもという心配はあった。
ところが、嬉しいことにそれは杞憂となった。

シアターゲーム「Building a Story」は、これからも使えることがわかった。
物語を理解(Reading comprehension)し 、センテンスを頭の中で作り(writing)、語り(speaking)、他のプレーヤーのセンテンスを聞き取る(listening)という4技能が使え、そのうえ楽しいゲーム。

めでたし、めでたし!