美容の心得?!〜英語絵本リードアラウド・ワークショップ

リードアラウドをしようという、みなさん。
リードアラウドは、いつも人前に立つことを前提にしている。

そこで、最近の自分を鏡に写してみよう。

朗読や指導と同じで、客観的に自分を見てみることも、自分を成長させるのに大切だ。

いくつか、チェックポイントや、改善点を挙げた。
冬休み中にちょっと、自分の見せ方を工夫してみたい。

◎全体として、華やかさ、明るさはあるか。

薄目をして、鏡に写った自分の全体を見る。
または、自分の全体が写った写真を見る。

ぼう〜としていないか。
全体がベージュだったり、グレーっぽかったら要注意。
(中年以上になって、この色を単色で着こなすのには、フルメイクするか、超美人にならないとなかなか難しい。曖昧模糊とした無個性の「おばさん」として子どもの目には写る)

子どもたちの気を引くのも、仕事のひとつ。
何か、華を持とう。

「華」の例

・装飾品
イヤリング、ブローチ、髪飾り、帽子(ノッポさんもかぶっていました)、手袋(ジュリーが一時期つけていた)ー特に、上半身

・髪型(変えるなら)
とっぴなもの(黒柳徹子さんなどが例)

・服
特に首周り(顔のそば)が、明るい色のもの。またはスカーフなどで明るくする。(全体が黒でも、顔のそばに白を持ってくるなど)

白っぽいもの。反射するもの。

ひらひらするもの。

その日の本に関連する、話題性があるもの。

・顔
BBクリームなどで、顔色を明るくする
口紅を塗る
リップクリームでうるおす(口を凝視する子どももいる)

◎身体のボリューム

・小柄で痩せているなら、空気を含むような衣装(上半身)。明るく華やかな色。

・全体的な動きをする(指先だけではなく、腕から動かすなど)

・空間を大きく利用する

・伸ばすときは、弧を描いてからぴんと張る(羽生選手の手や足の動きのように)

◎表情、わかりやすく、はっきり

・変化のある、見ていて面白いくらいの表情を出す(子どもは顔をよーく見ている)

・「普通の顔」も笑顔にする(ぼうっとしたときも口角を上げているよう、普段から練習する)

・ステージだと思って、「リードアラウド指導者」を演じる

年末、年始でテレビを見る機会が増える。
つまらない番組も、登場者の装い方など、参考になるかもしれない。

本を読む人たち~リードアラウドする表情カタログ

リードアラウドしている最中の、人々の表情は見ていて楽しい。
とくに、ちいさな人々のは、見ていて飽きない。
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朗々と読む。
朗々と読む。

こんな顔も。

「Much too much!」せりふに気が入っています。
「Much too much!」せりふに気合いが入っています。

うれしそうな顔。
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真剣。

読んでる、読んでる!
読んでる、読んでる!

自信満々。
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2015年冬の発表会!〜キッズブックス英語スクール

やっぱり、発表会はジャンプ台。
発表会に向けて行ってきた練習と、発表会当日のほどよい緊張が、それまでの成果を結集させて、飛躍的ないい結果をもたらす。
成長の余地いっぱいの子どもたち。
その顕著な成長の一瞬を目前で見られるのは、大人にとって感動ものだ。


発表会の空気が、たくさんの写真のなかに閉じ込められている。
ビデオより「間」を感じられる写真は、想像を楽しむ余地があって楽しい。
みんながいい表情をしている。
緊張しすぎもなく、でもちょっとした緊張が、りりしい。

じっと立っていることができなかった「幼児」から、姿勢よくしっかり立ってちゃんと本を持ち、目で文字を追って読めるようになったTくん。すっかり「少年」に。
自信たっぷりで、「どや顔」の見本みたいな表情も頼もしい。

始めて間もないNさんも、リラックスしたいい笑顔だ。
おまけに、リードアラウドらしいめりはりのある読み方を、あっと言う間にマスターして披露。
どうやら感情を込めて読むのが「面白くなっちゃった」らしい。

自ら表現を工夫して聞き手を楽しませようというリードアラウドらしさを、見事に出してくれたKくん。
真剣な顔、得意げな顔、本の内容に合わせたユーモラスな顔など、豊かな表情が素晴らしい。

「超」がつく恥ずかしがりやだった最年少Nちゃん。
これまでの恥ずかしそうだったり、遠くを見るような目が、180度表情が変わって、これまたかわいらしい「どや顔」も。
「もう、黙っていないわよ」の、強さが見えた。


自意識が強くなって「表情豊か」にすることが難しくなる年頃のRさんは、その時期なりのちょっと澄ました表現でよどみなく発表。
本当の感性の豊かさは、上記のようなスナップに表れている?!
(指導者の喜びも、端的にこの1枚に表れている?)

スクール生とご家族のみなさん、どうもありがとう!
新年も、どうぞよろしく。

英語のユニバーサルなスコア尺度~英検協会のプレスリリースから

語学のコミュニケーション能力をレベル別に示す国際基準規格(A1レベルからC2レベルまでの6つ)、CEFRというものが設定されている。

これと関連性を持たせたスコア尺度の、より精度が高いものが完成したという発表が、2015年12月18日にあった。

CSE2.0(Common Scale for English)である。

詳しくは、上記の発表でご覧いただけるが、注目は、これに伴って、英検のテスト自体も変わって、これまでひどく大雑把だった英検の結果を、国際基準規格に照らすことが可能になることだ。

まだ、実際の新しい英検のテストを見ておらず、プレスリリースに挙げられた資料だけでの考えだが、これまでの「資格試験のような英検は、幼児や小学生にはいらない」との思いが、この改革で変わり始めた。

CEFR、国際基準では、たとえば「初級者レベル」(A1)とひとくくりにされている力が、英検の5級から準2級までの4段階別に細く、自分がどの段階にあるかを見ることができる。

数値化した評価をあまり細かく見過ぎないことも、子どもを伸ばすコツだったりするが、指導または学習がうまくいっているかの調整の機会を作るという意味では、適所適所での評価も有効だ。

一部に見られるような、「英検で○級をとる」を目標とすることなく、英検が出してくれる客観的な評価を、指導や学習に活用するという観点でなら、今後の英検は「使える」かもしれない。

対話で楽しむ~リードアラウドで英語絵本『It’s Christmas, David!』

リードアラウド指導のひとつの魅力に、対話の楽しさがある。
It's Christmas, David!

それは、指導する側にとって、そしてもちろん参加者の子どもたちにとっても、楽しいのが理想だ。

先日は『It’s Christmas, David!』を挟んでの神保町でのリードアラウド、10数人の子どもとの対話が、またまた素晴らしかった。(様子はこちら)

いたずらっ子のDavidが、クリスマスのディナーの席で、いろいろたしなめられる場面。

「Don’t reach!」
着席している人の前で手を伸ばして、テーブルに乗った遠くのものを取ろうとしてはいけない、と注意を促すせりふだ。

これを読む前に、
U字型に並んだ椅子にすわる子どもたちの真ん中に立って、こう尋ねた。

「ここに大きなテーブルがあって、みんなはその前に座っているとする。
テーブルの真ん中に、たとえばマヨネーズが1つあって、それを使いたい。
隅にすわっている人だったら、どうする?」

当然、「手を伸ばして取る」と答えるだろうと思っていた。
そこで、Don’t reach! を使って、この言い方を紹介する予定だった。

だが、子どもたちは違った。

「真ん中の人がとって、どんどんこうして回してあげる」
隣に渡す動作をしながら、答える子。
そう言おうと思ったとばかりに、頷く子。
そうだ、そうだ、と小さな頭が前後に揺れる。

1本のマヨネーズが、真ん中の子どもから次々手渡され、端っこの子どもの手に渡る…。
こびとたちが流れ作業をする、サンタのトイショップの図みたい。

いや〜、そうだよね。
そう、君たちが正しい。

大人の常識的な「誤答」に、子どもはまっとうな、正しい答えを持っている。

「腕のすごく長い人が、隅から手を伸ばして取ろうとしたら?」
などと、どうしてもDon’t reach! を使いたいオバサンは、シュールな質問をして、どうにか進めたのだった。

もうひとつ、サンタが夜にやって来て、プレゼントを置くという展開の場面では、こんな対話があった。

「だれか、サンタの正体を見た人、本当に来るところを見た人はいる?」と質問した。

するとひとりは
「前、がんばって見張っていたけど、だめだった…」。

「何時まで見張ったの?」
続けて尋ねると、
「10時半!」
こう誇らし気に言う男の子に、他の子たちは、「ふう〜ん(ちょっと早すぎじゃない)」の顔。

もうひとりが声をあげた。
「あ、お父さんは『見たことある』って言ってた!」

子どもたちは、「ほー」とちょっとどよめき、あたりは「うらやましい」の空気。

子どもをとりまく大人の空気は、子どもたちの魅力にとろ〜ん。

Davidがイブの晩に、「サンタからのプレゼントは a lump of coal(石炭1かけ)だった」という悪夢を見る場面。

このページを開けて、石炭をもらって半ベソのDavidを見た子どもたちの顔ときたら!
本気で、しょぼん、とする子どもも。

しかしそこで、絵本を「予習」してきた子や、「ここで終わりじゃない。まだページがある!」と気付いた子が、次のページを見るよう周囲を促した。

「なんだ、夢だったんだ」と、絵本の進行とともに安堵するみんな…。

これで、最終ページの「It’s Christmas!」のmerryな感じが、ほんとに自然になった。

Yeah!
やっぱり、リードアラウドは楽しい。