『The Foot Book』〜キッズブックス英語スクール

Dr. Seussの『The Foot Book』を入門および親子クラスで読み始めた。

まずは「right」と「left」が反射的にわかるように、「右足あげて、右手あげ、右足下ろす」などそのまま「put your right foot up, right hand up. Right foot down」などと床に座ってゲーム。

右にはRightとシール、左にはLeftとシール、貼ってあるのに平気で反対の手や足を上げていたりしていたりする。

小学生はさすが早々と慣れ、やはりこういう動作と判断力は年少者はゆっくり。それはそれで、かわいらしい。

right/leftを始めとして、反対語(opposites)がいくつも出てくる。本書は反対語がテーマの本だ。英語では反対語を、早い時期から教える。小学生のみなさんは、実はもうだいぶこれまでの本で知っているはずなのだが、ここで頭のなかの知識の「在庫整理」しよう。

形容詞の意味することを読みかたに反映させて、読んでみよう。こちら、いいお手本だ。

5歳児が小2の「先輩」に英語で挨拶してみた〜キッズブックス英語スクール

スクールで英語を始めてまだ2ヶ月程度の5歳児。英語を使うと何だか恥ずかしいらしく、お母さんの後ろに隠れてします。そこで「先輩」に習ってみようと、登校してきた小2に「How are you?」と勇気を出して声をかけた。

大人はこの行動にも驚いたが、「先輩」が実にcoolに

「I am good.」

スラッとスンバラシイfluencyで答えたのには感動を覚えた。実はこの今はcoolな「先輩」には、激しく恥ずかしがるという「過去」があるのだ。もう2年も昔のこと、本人は忘れたのかも。お母さんの後ろに隠れるぐらいじゃ済まない。その後ろで泣いてしまうぐらい、人前で英語を話すのを、恥ずかしがると言うか怖がった人なのだ。

それなのに、ああ、かっこいい。「後輩」はこの「先輩」に憧れ、挨拶ぐらいしてくれるようになるかもしれない。

ヒトの成長って、本当に素晴らしい。

絵本リードアラウドで英語読解への橋渡し〜キッズブックス英語スクール

スクール独自の指導方法リードアラウドは、英語絵本を声に出して豊かな表現で読むよう指導する。表現豊かに音読できる力は、reading fluencyと呼ばれ、英語圏の小学校から高校までの英語授業では約15年ほど前から、重視されてきている。

リードアラウドの指導者としても経験的に知っていた、音読が流暢な読み手は読んでいる文の内容を理解しているということ。reading fluencyとreading comprehension (読解力)の正の相関が、今では科学的に裏付けられ広く認知された。

読解の程度は、声に出して読ませればほぼ分かる。

逆もありだ。つまり、読み方に表現をつけさせると、文の理解が深まる。

日本の中学高校では残念なことに、これまで「読めれば上出来」だった。decoding つまり文字を正確に読み下せるだけでいい。褒められることさえある。その「おかげ」で、ほとんどの大人で英語がかなりできるとされる人々も、「普通に」英語を棒読みするという事実が語る。スラスラの読みであっても棒読みということが多い。そしてそんな読み手に読後に「どんなことが書いてあったか」と尋ねても、きょとんとされることも。

せっかくの音読なのに、表現指導なしではもったいない。

表現豊かに声に出して読むリードアラウドは、読解への橋渡しになる。

英語2-3年生の伸び方〜キッズブックス英語スクール

半年に一回、Reading Fluencyのアセスメントを生徒に行なっている。

早いもので、また半年が過ぎた。

全員がG1(北米の小学1年生)以上のpassage(問題文)が使えるようになった。

1分で正確に読める語数、読んだ語の正確度は、確実に伸びた。スクールで学んだ年数にほぼ比例しているのも、当たり前といえばそうだが、やはり興味深い。

いろいろいい変化はあるが、英語を始めて2年以上の生徒についての一番の変化は、読むときに緊張して硬かった表情が、和んできたこと。ときには誇らしげ。そして、指導者が読むのを聞く場面では、始めた頃の英語を聞いても何も頭に浮かばない「真っ白」という表情がなくなった。何かがひらめいた瞬間瞬間の知的な目の動きが観察できたのは嬉しい。

アセスメント用の文章を読み聞かせたあと、「今、聞いた話で覚えていることを話して聞かせて」と読解の程度をみる。この質問では、励ますとぽつぽつ書かれていたことに関する言葉が出てきて、内容理解が少しずつ進んできた。たいへんな進歩だ。

実際の学年は小学校1年生と2年生の生徒たち。週1回程度の英語を始めて2~3+年で、ゼロからここまで力をつけられて素晴らしいと思う。

1年ほど前から、少し比重を増やした語彙学習も、語彙力アセスメントが2〜3ポイントアップにつながったのかなと思う。

これから次の半年の目標は、特にsight wordsの完成がまだの生徒はその継続と、課題書とミニブックをより表現ある読み方に導くこととする。

「表現豊かに読めること(fluent reading)と、読解力には確かな相関がある」というのは最近の研究でも確かめられた。ただ読み下せてよしとせず、読解に基づいた表現を指導したい。

毎レッスンが指導者にとってのチャレンジ!

小学生クラスとscrabble game〜キッズブックス英語スクール

英語圏で子どもから大人まで親しまれているボードゲーム、scrabbleを、小学生のクラスで少々取り入れてみる。

このゲームは、英語を母語としない学習者には、どんな効果があるのだろう。考えてみた。

まず、すぐに思いつくのは、新しい語彙との出会いの場となること。英語が自由に使える人が一緒にやると特に効果的。知らない単語がちょくちょく登場する。そのたびに、さらっと意味を教えてもらう場にもなる。

つぎにspellingの練習になること。自分が並べる単語のspellingだけでなく、挑戦相手の並べる単語をつど目にすることになる。また特典のために、間違い探しもする。授業で習ったものを使うときにボーナスポイントなどつけるのも効果的だろう。

単語のなりたちに気づく機会にもなる。たとえばeasyと綴ったところに、unだけ加えれば6文字単語分の得点がもらえる。breakにableをつけてbreakableなどにもなる。ingをつける、sをつけるなど文法につながる語尾変化にも注意がいくようになるだろう。

英語で数字を足して合計を出すのに慣れて、自然に英語で数字を考えられるようにもなるようだ。

そして最後に素晴らしいのは、辞書を使う機会を作ってくれること。ただ「辞書で調べなさい」では一向に手が伸びない生徒も、得点のために一生懸命辞書を引くようになるのは驚きだ。

さあ、わがスクールの小学生は、どこまで食いついてくれるか。