『The Foot Book』〜キッズブックス英語スクール

Dr. Seussの『The Foot Book』を入門および親子クラスで読み始めた。

まずは「right」と「left」が反射的にわかるように、「右足あげて、右手あげ、右足下ろす」などそのまま「put your right foot up, right hand up. Right foot down」などと床に座ってゲーム。

右にはRightとシール、左にはLeftとシール、貼ってあるのに平気で反対の手や足を上げていたりしていたりする。

小学生はさすが早々と慣れ、やはりこういう動作と判断力は年少者はゆっくり。それはそれで、かわいらしい。

right/leftを始めとして、反対語(opposites)がいくつも出てくる。本書は反対語がテーマの本だ。英語では反対語を、早い時期から教える。小学生のみなさんは、実はもうだいぶこれまでの本で知っているはずなのだが、ここで頭のなかの知識の「在庫整理」しよう。

形容詞の意味することを読みかたに反映させて、読んでみよう。こちら、いいお手本だ。

Hey dude, time for practice【We Found a Hat】〜リードアラウド研究会

過去のブログで紹介した映画、台詞部分は5:50あたりから始まる。ここに再録しておく。

11月の課題書は、「21世紀的絵本」と言ったが、「男の絵本」とも言えそうだ。これまで「絵本、子育て、女」のイメージが強かったものが、「女」の部分が「男」になっても違和感がなくなってきた。そこで、男親や男が共感しやすい、男の作者がこれまでの絵本の発想から自由に発想した絵本が増えてきたのだろう。

本書はそのいい例だと思う。そこで、読み手にも発想の転換が必要だ。これまでのいわゆる「かわいい」「母性的な」読み方を簡単に当てはめたら、せっかくの味を壊してしまう。

本書の登場人物(カメ)の心理は、男か女でも男に近い部分を活性化させるとするっとわかる。特にカメA(hatを自分のものにしたい1匹)は、多くを語らず、喜怒哀楽を抑えた、男に多く見出せる類型だ。

前回のいわば伝統的な絵本、『Little Gorilla』とは好対照。

上記に添付したClint Eastwoodの台詞術、参考になると思う。皆さんの「型破り」な読みを、楽しみにしたい。ちなみに、Mr. Eastwoodに仕事でお会いしたことがある。ガーンと衝撃的な、口数の多さ。おしゃべりさん、でした。

『We Found a Hat』で絵本朗読をmodernizeする~リードアラウド研究会

第7回認定講師講座の課題書『Little Gorilla』は、古典的な20世紀の読み方でしっくりくる本だった。次回11月の第8回の課題書『We Found a Hat』は、たぶんそうはいかない。

21世紀らしい本なのだ。21世紀の申し子みたいな、キャップを後ろ前にして被って、いつでもジーンズにフード付きのスウェットを着ているような若い作家の作品である。

これまでの絵本を読んでくれる「おねえさん」「おばさん」「おばあちゃん」のイメージを消して、「21世紀読み」にチャレンジしたい。

作者の読みがこれ。

これを発表している意味を考える。1. 作者は「朗読家」ではないこと、読むプロではないことを認識しているので、手本として読んでいるのではない。2. 原作者として、この本の背後のイメージをみせている。3. 作者だが素人朗読者として頑張って表現しようとしているのが、ハードボイルド。4.「この線でプロのみなさん頑張って欲しい」と思っている

賢明な作者は「敵」を作らないために、直接的に本書の読み方について発言していないようだが、わたしは、このビデオは作者からのリクエストと解釈する。

ならば、リクエストに応えてみようじゃないの。

まず、空気から作ろう。音楽が手っ取り早い。

イメージミュージックはこれ。

かなり長い間(ま)、沈黙のまま目が語る場面、枯れた声(確かにこれは陸ガメの「声」っぽい)。砂漠や夕陽、澄んだ夜空、ああやっぱり舞台は西部だ。カメは口数が少なく声はキャンキャンしていない(みかけ上)。ポツポツ必要最小限的な言葉を言う。などの参考、イメージはこちら。

リードアラウドの朗読は、こうした「21世紀の絵本」、旧来の家族観や男女観、子ども観などから自由な発想の絵本にも対応できる読み方にしたい。

英語絵本リーダーズシアター@ブックハウスカフェ~リードアラウド研究会

久々の大島によるリーダーズシアターは、「ちいさいお友だち」も7〜8人くらい、「おおきいお友だち」はその倍以上?集まって下さり、大賑わい。

「ちいさいお友だち」の中には、本当にまだほんとうに小さい、「パパママ」クラスから飛び級?した子どもたちも混じっていた。

リーダーズシアターらしいのは、最後に子どもたちにステージに立ってもらって、本文の台詞を読み合うところ。

この日は、5年生も混じってとても心強かった。

「大きいお友だち」が特にやる気まんまんで、声が大きいのが大変よろしい。おかげさまで、「ぎょぎょぎょ」という感じで目覚めた子どもたちもかなり頑張って声が出た。

いつも思うのは、緊張を解くことが大切だなあ、ということ。なによりも、「失敗とか恥をかくということは、ここではないんだよ」ということを、開放的な空気を醸しながら伝えなければならない。

静かだった子どもたちが、笑い始めるのがいいサイン。「どう思う?」といろいろ問いかける中、答えがあちこちから聞こえ始めたら半分以上、成功だ。

短い時間で初対面の子どもたちに、表現指導するのは難しい。今回は、「のび太」と「ジャイアン」というよく知られたキャラを、課題書の登場人物ふたり、「Duck!」と言い張る子と「Rabbit!」と言い張る子に頂いた。わかりやすくてよかったようだ。大人の表現もあっと言うまに区別がつくようになった。

あるところは、しつっこくやることも、印象付けに大切で、それは成功に強く影響する。本書では、登場人物ふたりの口論が大声になって、せっかくのduckだかrabbitだかの動物が消えてしまう場面を、しつっこく指導することを心がけた。

大きな声を出すように、「そんな声だと驚かないなあ」など、ダメ出しを数回。やけになったような、かなりの大声を出させたところで、次のページへ。謎の動物が消えている…。「あ〜あ、逃げちゃったじゃない」という台詞の意味が自然と腑に落ちるという寸法だ。

子どもたちがここのページをめくったとき「ああ」と言ったのが耳に入り、ヤッター!といい気分になった。物語をいっしょに楽しむ空気、本当に好きだ。

本の良さにも、本当に助けられる。選書、命!盛り上がってそれだけで終わらない。最後にもう一波乱、オチに第二の謎の動物が出てきて、子どもの目が光る。なんだコレ?大人にも正解がわからないものは、子どもは大好きだ。anteaterという言葉も新鮮、brachiosaurusも難しいけれど、子どもの方が知っていたり。最後の最後で盛り上がり、イザ、リーダーズシアターだ。

(ひとりで本を持って立てる)子ども6~7人、それに心強い5年生も加わって、対大人と十分に読み合えた。リーダーズシアターの楽しさが伝わった!

Thank you ブックハウスカフェ!Thank you みなさん!

●10月21日(日)11:30〜12:10 パパママ(with あかちゃん)講座、『Piggies』

13:00~14:00 リードアラウド(4歳から)『Go Away Big Green Monster!』

語数の多い英語絵本の予習〜リードアラウド研究会

あと数日に迫った認定講師講座第六回、課題書は語数がこれまでの最大級の『How the Grinch Stole Christmas!』だ。

最初はただただ読むこと、と先日のブログに書いた。あれから読み続けていたら、今頃は、気になる語彙が出て、それだけでなく、だんだんともっと気になって気になって仕方なくなって来たのではないだろうか。

なんども読んでいるうちに、内容が頭に入ってくるのだが、少し不案内な単語があると、そこで読むのをつっかえたり、表現がなくなったり、間があいたり…心あたりはないだろうか。

たとえば、he snarled with a sneer. (p.15)とあって、読めるが今ひとつ表現が決まらない。その直前のthe Grinchの台詞は、sneerを浮かべてsnarlしたいのだが、どうするのか迷う。sneerがどういう笑みなのか、トゲトゲしくというsnarlはその笑みを浮かべながらどう言ったものか。

実際に「あのときのあれだ」と思い当たる英語での経験がないと、身体がついてこない。そこで、頭で想像して作らないといけない。これが難しい。でも重要だ。読み手があやふやだと、絶対に聞き手には意味が伝わらないのだ。

こういう個々人の不案内な語彙を、しらみつぶしにつぶしていくのが、予習の第二歩だと思う。

おそらく、この辺でみなさんは時間切れかな?

15日を楽しみにしています!