ブックハウスカフェで新年度初のリードアラウド。
時間帯を変えていただいたせいか、久しぶりに小学生の多い回になった。
本は『David Goes to School』、特に小学生が知っていることだらけの本だ。
パラパラ見ながら、笑い声も聞こえる。
さあ、リードアラウド開始!
子どもたちに質問をし、その答えを「Yes」で肯定、「and」で内容を展開したり深めたりして指導するのだが、
第一問、
「この子、Davidはどんな子?」
それへの答えが、「ばかな子!」。
さあ、どうする。
こう言われて、Yes, and で繋げられるのか?
よくやってしまうのが、「そんなこと言っちゃだめ」と応えること。
これは、完全に否定だ。
じゃ、どうYesする?
「ああ、そう言っちゃうか」
「そうだな、『ばか』って簡単に言っちゃいがちだけど、他にもいろいろ違う言い方もできるよね」
「いたずらっ子、とか?」うんうん、うなずく子どももいて、安堵の空気……。
それから、こんなandで繋ぐ。
「ほら、この子、叱られることをたくさんするけど、どう?最後は」
と、終わりの実は「いい子」の場面も見せる。
「いたずらするけど、実はいい子みたい?ね。じゃ、本を読んでいこうか」
こんな感じで、難局を切り抜けた?