スクールでは、子どもたちの「拒否感」がないことを見極めつつ、英語で進められるところを英語だけで指導する。(ただし読解や感情の部分では、母語がしっくりくるそして手短にわかることがあり母語を使う)
ところで、教室で主に使われる英語、というものが存在する。
ここに紹介する映像では、ESLの生徒向けにそれを丁寧にゆっくり教えてくれている。
親御さん、または先生にも。
スクールでは、子どもたちの「拒否感」がないことを見極めつつ、英語で進められるところを英語だけで指導する。(ただし読解や感情の部分では、母語がしっくりくるそして手短にわかることがあり母語を使う)
ところで、教室で主に使われる英語、というものが存在する。
ここに紹介する映像では、ESLの生徒向けにそれを丁寧にゆっくり教えてくれている。
親御さん、または先生にも。
スクールで久しぶりに『David Gets in Trouble』を使う。
また、たまたま4月22日のブックハウスカフェでの「英語絵本リードアラウド!」では、『David Goes to School』をテキストに使う。
この『David Gets in Trouble』は、シリーズ前二作(『No, David!』『David Goes to School』)と大きく違う点がある
それは、Davidがナレーターだということ。
大人のちょっとくどい(キモい?)表現で、この作品をリードアラウドして、「よし」とはしないでほしい。
子どものDavidの声なのだ。
お手本に、以下の映像を。
この子どもらしい、キラキラ光る、まるで葉っぱの上の水滴のようなみずみずしく、宝石のように光る表現に近づけたい。
リードアラウドの表現力アップのために、いくつか鍵がある。
基本的なものから
発声
そして、やっぱり滑舌。
本年度の認定講座、
以下の文で練習してみようか。
難しい音の組み合わせが多数入っていて、発音がはっきりできていないと明瞭に聞こえないという。
舌、舌先、歯、唇、せっかく持っているものを、正確に聞きやすく使おう。
特に筋肉系(舌、唇)には、筋トレが必要。
自分の声の録音を聞いて、また思った。
I am the very pattern of a modern Major-General;
I’ve information vegetable, animal, and mineral;
I know the Kings of England, and I quote the fights historical,
From Marathon to Waterloo, in order categorical;
I’m very well acquainted too with matters mathematical,
I understand equations, both simple and quadratical,
About binomial theorem I’m teeming with a lot o’ news,
With many cheerful facts about the square of the hypotenuse.
I’m very good at integral and differential calculus,
I know the scientific names of beings animalculous,
In short, in matters vegetable, animal, and mineral,
I am the very model of a modern Major-General.’
お手本は、以下のページの一番下に音源あり。
https://www.write-out-loud.com/dictionexercises.html
スクールでは、リードアラウドとReading力の指導がきちんと生徒に行われているかをみるため、定期的に生徒の力の伸び具合を確認している。
年に二回ほど、5-10分程度、個別に時間を作り、『3-Minute Reading Assessments: Grades 1-4: Word Recognition, Fluency, & Comprehension』に従ったアセスメントを実施している。
生徒のスコアを表にまとめてみた。
実施年月 | 文 | 語彙 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
文のレベル | 正確度 (%) | wdpm (語数) | Reading Fluency | 読解力 | 語彙のレベル | 語彙力 | |
2015/3 | GK | 72.7 | 16 | 6 | 1 | – | – |
2015/6 | G1 | 61.5 | 16 | 7 | 1 | – | – |
2016/4 | G1 | 75.6 | 31 | 6 | 2 | G1 | 2 |
2017/2 | G1 | 91.7 | 23 | 7 | 4 | G1 | 4 |
2017/7 | G2 | 82.2 | 37 | 7 | 4 | G1 | 4 |
2018/2 | G2 | 86.0 | 49 | 8 | 3 | G1 | 6 |
実施年月 | 文 | 語彙 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
文のレベル | 正確度 (%) | wdpm (語数) | Reading Fluency | 読解力 | 語彙のレベル | 語彙力 | |
2010/7 | GK | 78.0 | – | 5 | 2 | – | – |
2011/3 | GK | 83.6 | 20 | 10 | 2 | – | – |
2011/7 | GK | 69.2 | 14 | 10 | 3 | – | – |
2012/3 | GK | 84.9 | 45 | 11 | 3 | – | – |
2012/7 | G1 | 93.4 | 20 | 12 | 3 | – | – |
2013/3 | G1 | 93.2 | 41 | 14 | 5 | – | – |
2013/7 | G2 | 94.5 | 52 | 15 | 4 | – | – |
2014/3 | G3 | 90.0 | 56 | 10 | 3 | – | – |
2014/7 | G3 | 90.0 | 45 | 13 | 4 | – | – |
2015/2 | G4 | 97.8 | 44 | 10 | 4 | – | – |
2015/7 | G4 | 93.1 | 67 | 10 | 3 | G2 | 6 |
2016/2 | G4 | 95.5 | 88 | 11 | 3 | G3 | 4 |
2016/8 | G4 | 93.5 | 58 | 11 | 4 | G3 | 4 |
2017/2 | G5 | 96.3 | 78 | 12 | 3 | G3 | 3 |
2017/8 | G6 | 96.0 | 72 | 12 | 4 | G3 | 7 |
北米のTarget Reading Rates By Grade Level(正確に1分間で読み下せる語数、学年別目標)
Grade | Fall (1学期) | Winter (2学期) | Spring (3学期) |
---|---|---|---|
1 | 0-10 | 10-50 | 30-90 |
2 | 30-80 | 50-100 | 70-130 |
3 | 50-110 | 70-120 | 80-140 |
4 | 70-120 | 80-130 | 90-140 |
5 | 80-130 | 90-140 | 100-150 |
6 | 90-140 | 100-150 | 110-160 |
7 | 100-150 | 110-160 | 120-170 |
これらを見て、感想と今後について;
さあ、新年度。
ますます読解力、そして表現力指導に磨きをかける!
絵本を表現豊かに読めるように指導しつつ、スクールでは英語の基本を学ばせる。
英語を始めて3〜4年目、実年齢が7~8歳に達していれば、そろそろ英語の頭と、ものを考える頭ができてくる。
また、実年齢が9~10歳ともなれば、英文の骨組みを理解し、基本から組み立てることにも興味がわく。
そこで、
Card Games: Nouns, Verbs & More
である。
小学生クラスは、昨年度に部分的に使ったが、本年度は全体的に。
また、初めての生徒とちょっぴりかじった生徒が混じる親子クラスは、ごく基本から、
このカードで文作りに挑戦だ。
具体的には、次のような目的を持っている。
目的(2018年度)
・parts of speech:nouns, verbs, and adjectivesを認識する
・SVの組み立て。2語文
・Adjectivesの働き
・3語文
・andの働き
・5語文
さあ、どうゲームとして面白がらせるか。