「FAQ」ではないが、きっと実はみなさんも聞きたいと思われる質問が寄せられた。
「(指導者向けである)絵本リードアラウド・ワークショップを受講してから、どれくらいで、自分で市民講座など開講出来るレベルになると、お考えでしょうか?」
答え:
もちろん個人差はありますが、
ざっと、以下のパターンを考えてみました。
1.同時進行型=ワークショップ受講しながら、自分でも開講
お勧めではありませんが、
ドキドキ、ヒヤヒヤ、反省点だらけというストレスが、かえって力になる人で、かつ「他力本願」でない人(努力家)なら、ワークショップ受講しながら、同時に講座を開講してしまう、という可能性もあるでしょう。
とはいえ、ワークショップ最低2回の参加と、典型的リードアラウド(模擬や子どもを交えた実際のもの)を3回は経験は必要でしょう。
(わたし自身はあまりストレスに強くないので、「失敗」が怖い。
失敗が尾を引き進歩の足を引っ張りがちな人は、早急な「デビュー」は控えたい)
2.標準型=「絵本リードアラウド・ワークショップ」10回受講後
ワークショップは、1ヶ月間の練習期間を空けた10回連続講座。
最後の回は発表会で、厳しい仲間の目前で朗読や指導します。
力が飛躍的につく経験して欲しい機会です。
対象生徒の年齢やレベル、本のタイプなど、現実的なバラエティを経験できるカリキュラムで、レパートリーも余裕を持てます。
また、学んでいるこの間に、お金をとらない仕事で力を付けられます。
(文字通り現金なもので、ボランティアの間は、みんなが優しく、失敗もストレスにさほどならず、経験がそのまま力になります)
3.慎重型=2年目のワークショップ受講しながら開講
1年10回受講後、2年目にプロとして講座を開講しながら、同時進行で2年目のワークショップを受講しスキルアップする。
この位の慎重さで初めて、講義にも自信がでるかなと思います。