本年度リードアラウド・ワークショップ、残すは発表会のみ!

わあ、ワークショップが終わった!
最後の課題書は、Wilfrid Gordon McDonald Partridge、これまでの絵本の長さからいったら、本書は「大著」。

朗読者の集中力も試される。
登場人物は、ナレーションを入れて10人(先日のブログで「9人」としたのは誤り)。
声を変える、「キャラ」を立てる、物語を立体的にする……、課題は沢山。

発声練習、復習後、みなさんの予習(自習)の成果を聴かせてもらった。

ひっくり返りそうになった!
なんて、凄い集団だ。
練習がかなりできている。
こりゃ、わたしの指導が難しくなる……。

指導の手のうちを明かせば、予習がよくできていない人を指導するほうが、指導の効果が顕著に出るので、やりやすいものだ。

ところが本年度は、予習の内容にも口をはさみ、あおるように予習を促してきた。
これは、実はワークショップの指導者として、わたし自分の首を自分で閉めているようなものなのだ。
というのも、ワークショップの日には、各人ともかなり出来上がって臨むので、こちらもレベルの高い指導が必要とされるからだ。

この日、一番驚いたのは、登場人物の6人の老人たちの読み分けが、全員ほぼ完成形に近かったこと。
これまで、少しずつ登場人物の数が増える本を学んできた甲斐があったというもの。
ひとりひとりその姿を彷彿させる。
それをまた、みなさんが楽しんで演じていているものだから、声も張りがあり表現もかなり立体的だ。

リードアラウドの指導者として、一番と言っていいくらい大切な心がけは、このように子どもを指導する大人自身が、まず本を楽しむこと。
その楽しんでいる姿が、子どもたちの興味を引き、やる気を喚起する。

そして、いい大人である指導者が楽しむには、それに値する本を題材にすること。
いい本なしには、始まらない。

ここで改めて、Wilfrid Gordon McDonald Partridgeは、いい本なのに違いないと思った。
Wilfrid Gordon McDonald Partridge

さあ、残すは12月の発表会。
最高の絵本で最高の朗読を!