アメリカのボーカル・コーチ、Roger Loveが唱えているのが、「middle voiceを発見し、それを育てなさい」。
リードアラウド、英語絵本朗読のワークショップで、このLove式トレーニングを紹介し実践している。
声には、
chest voice
middle voice
head voice
がある。chest voiceは地声で、強い声だ。
そして、高い声を出すと、それがhead voice。
頭のてっぺんから出したようなイメージの声のことだ。
Loveが言うのは、そのchest とheadの間の声、middle voiceの存在。
存在に気付いていない人、使っていても弱い人が多い。
そこで、声のプロになろうと言う人なら、このmiddle voiceを発見し強く育てればいい。
head voiceで出せない強さを持ち、chest voiceではカバー出来ない高さがある声。
それがmiddle voice。
これを得ることで、楽に、張りのある、説得力のある声が出せるようになる。
実際に、middle voiceはコレ、というのが、Love 自身の声で聞ける。
このsoundcloudというRoger Loveのサイトの「Making Middle Sound like Chest Voice」
(ミドルボイスを地声のようにする方法)
で、どうぞ。
本は、コレ