坂の上に雲ならずまた坂が

 新聞の広告のページながら、よく読むところがある。
各界の働きざかりの有名人の「仕事力」に関するインタビューだ。

 最近では「人生は一山で終わらない」と題した、藤原和博さんのもの(朝日新聞『朝日求人』2012.1.15)が、印象的だった。

 「寿命が短かった明治・大正時代と違って、現代の40代、50代は、一山越えてもその先に20年から30年と続く人生が待っている。その年月をどのように幸せに過ごしていくのか、本気で考えなければならない」
というもの。
 
 いろんな意味で、「一山だけの富士山型の人生から、奥行きのある山々が連なる八ヶ岳連峰型の人生へ」には、強くうなずくものがある。

 そのためには、準備。
この藤原さんは具体的に「1日3時間ほどの練習が基準」で「10年、これで一流になれなくても二流のトップには立てます」と言っている。
う〜む。

 子どもたちにも、そして自分たちにも、こんな人生観の転換が必要な時代なのかもしれない。
 

コメントを残す

CAPTCHA