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昨年6月から月に一回、葛飾区の区民施設「カナマチぷらっと」で、英語絵本リードアラウドのイベント「英語絵本を楽しもう」の講師をさせてもらっている。
これまで『The Very Hungry Caterpillar board book』『Dear Zoo』『Goodnight Moon』の三タイトルをリードアラウドしてきた。
1月14日は、『Goodnight Moon』の回だが、1歳以下の赤ちゃんとパパやママの参加が多かったことを踏まえ、新作戦を考えている。
学校の先生は、例えば三クラス受け持っていたら、どのクラスにもできるだけ同じレッスンをしなければならないので、ちょっと窮屈だ。
でも、このイベントでは、そういった縛りがないので、毎回いろんなことを試すことができる。
参加者が楽しめて、英語や英語絵本への興味を少しでも深められたらという思いで、手を変え品を変え、その場の空気にも合わせながら、自由にやらせていただいている。
さて、『Goodnight Moon』リードアラウドの新作戦。
「赤ちゃんを振り向かせる!」
イベントでのリードアラウドの声の主はわたしなので、そっぽを向いている赤ちゃんを、わたしの方に振り向かせるということでもある。
だが一番の目的は、パパやママに「赤ちゃんを振り向かせる読み方」を体験してもらうこと。
具体的には、『Goodnight Moon』リードアラウドの目玉「韻を踏んで読む」を体験してもらうことだ。
大学で児童心理学を学んだ作者Margaret Wise Brownは、生まれて間もない赤ちゃんでも押韻によく反応することを知って、この本を創案したのだろう。
魅力的な「音」が溢れている本だ。
音を揃えることで、耳に心地よい文となっている。
今回は、パパやママに韻を踏んで読んでもらうことに、注力しよう。
赤ちゃんが、パパやママの「英語の音」に振り向いたら、どっちもhappy!
さあ、どうなりますか。
「英語絵本を楽しもう」では、ありがたいことに、カナマチぷらっとさんが参加者に絵本を無料貸し出ししてくださる。
2月から、新たに三タイトル(『I Went Walking』『Piggies』『But Not the Hippopotamus』)が加わる。
これまで参加されたことがある方も、また一緒にリードアラウドしましょう。