「声に出して読む英語絵本」大人のレッスン〜リードアラウド研究会

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英語絵本の朗読、または豊かな表現で読む「リードアラウド」を大人のみなさんと楽しもうと、新宿の朝日カルチャーセンター(「声に出して読む英語絵本」)と、世田谷(用賀)の教室(「大人英語セミナー」)で、講座を開いている。

 

5年以上続けていらっしゃる方もいる。

90分のレッスンを、たいていは隔週1回行って、3~4回に1冊程度の絵本(時に文字が多めの「readers」と呼ばれるものも混じる)を、声に乗せて読んでいる。

講師(わたし)の選書にまかせて、大人が読んでもいいと思える絵本を読めるのも、この講座のいいところだと思うが、さらにいいことがある。

 

英語の読解力が上がることと、それと並行して、棒読みだったり、つっかえ気味だった英語の読み方が、聞きやすく語りのように英語として自然になっていくこと。

特に、「読み聞かせ」をしている人や、しようと思う人は、その読み方が聞き手に届きやすい、英語でも感情が入るようになるので、英語がそうわからない聞き手に、特に子どもにもわかりやすくなる。

 

10年近く続けているMさん。

その上達について改めて思う。

まず、長いセンテンスは、どこにポイントがあるか、聴かせどころを心得て読んでいる。だから、聞き手は意味を取りやすい。

物語の展開で、それがいい方向なのか悪いのか、ハッピーなのかどうなのか、読み方に感情があるので想像しやすい。

間を適所にとるので、話のまとまりが掴みやすい。また、次の発展への興味を呼ぶ。

全体に感情が感じられるので、親しみがわき、より耳を傾けたくなる。

などなど。

英語の語彙も、大学卒業後に止まったままだった、または落ちてきていたのが、多分、ゆっくりでも上がってきているだろう。

 

英語を大人が、こうした英語絵本の朗読(リードアラウド)で、ゆっくりでも続けていくという手も、英語学習の一手じゃないかな、と思う。

 

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