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月に一回、葛飾区の施設、金町駅前の「カナマチぷらっと」で、リードアラウドを2回させていただいている。
ここでは、参加者1組に本1冊を貸し出して、みなさんが本を一冊ずつ手元に持ってリードアラウドできる。とてもありがたい。
さて12月は、本年度2度目だが『Dear Zoo』。
11時からの1回目は、これまでのように1歳前後の赤ちゃんとママやパパ。
2回目が、初めてのことだが、小学生が4人も参加する回となった。
小学生の姿を見た途端、わたしの頭の中の進行計画が新たに組み立て直される。
本書に関連したwarm-upまたはtheater gameを、しっかりめにして、小学生に何かしらの英語での学びを持って帰ってもらいたい。
そこで、使いたいのは、本書で繰り返されるフレーズ。
それをすらすら言えるように、させようと思う。
こうした「学び」は、付き添っているママやパパ、赤ちゃん連れのママやパパの役にもたつ。
『Dear Zoo』から選んだのは
I sent him back(意味:それ(そのペット)を送り返した).
ゲームは簡単、動物の名前をひとつ挙げて、順々に言っていく。そのとき、バトンのようなもの、ボールがあればボールを、動物名を言いながら、隣に渡す。渡された隣人は、その動物が気に入らない場合、I sent him back と言って、ボールを適当な人に投げる。それを受け取ったひとは、新たな動物を言う。そして同様に隣に回す。
という、簡単なもの。動物の名前を英語で言っていくうちに、だんだん英語名がわかるものが少なくなって、みんなで絞り出す。ある程度、名前が挙がったところで終わり。
小学生はいろいろ知っているので、大人といい勝負になる。
力の差があまりなくみんなで楽しめ、本書 に出てくる動物名(その発音)も学べると同時に、繰り返される文、I sent him back がじつに流暢になる。
こうして、本文は短い本でも、本の語彙や文を使ってアクティビティもすると、特に小学生はとても楽しめ、同時に「英語、やったな」という「やった感」をもってくれる。そして、大人もそっと(ああ、こう発音するのか)などと、確認できる。
リードアラウドは、赤ちゃんもwelcomの催しだが、英語を学校でやり始めた小学生には、この日のように、英語絵本に親しみ役にたつ知識を頭にいれる機会にもなる。
次回の「カナマチぷらっと」でのリードアラウドは、2024年1月10日。