先ごろ、葛飾区の生涯学習施設「カナマチぷらっと」 に招かれて、親子たちと『The Very Hungry Caterpillar』をリードアラウド(45分×2回)した。
「次もお願いします」「楽しかったです」といただいた大人の声も嬉しいが、なんといっても子どもたちが楽しんだ様子が嬉しく、ほっとした。
次回(9月上旬予定)はさらに磨きをかけるとここで宣言して、自分のお尻を叩こう。
さて今回、ひとまず無事に『The Very Hungry Caterpillar』をリードアラウドできたが、ここまでくるのにちょっとした経緯がある。
リードアラウドを始めた2005年当時からすでに大人気だったが、(頑なに?)使わなかったのにはいろいろ理由がある。
一番は、文が多くて、「いっしょに読もう」というリードアラウドの方針や、「読み聞かせじゃない」というリードアラウドのうたい文句に反してしまそうだったからだ。
子どもが読み切れず、結局、大人の読み聞かせになってしまう恐れがあった。
そのまま長い時間が経って、昨年のことだ。
ついに、『絵本リードアラウド認定講師講座』で、初めて課題書(年少者向けリードアラウドの指導用)として取り上げた。
その結果……
できる!
いまのリードアラウドならできると思った。
このワークショップでの手応えが、今回のリードアラウドの実演につながった。
どう考えたのか? 本当にリードアラウドだったのか? (その2)に続く。