2022年度リードアラウド認定講師講座第一回で取り上げた、英語絵本を子どもに読むときの心構え、ふたつは先日のブログ1とブログ2に記した。
最後、3つめの心構え、relatability とは関連しうることという意味だが、つまり、聞き手である子どもがその本からの情報を、自分に身近なものと関連づけられるようにすること。
今回の課題書を例にとれば、登場しているキャラクターのゾウを、こんな風に結びつける。
「この一番ちいさなゾウは、幼稚園の年長さんくらいの年かな、君と同じくらい?」など。
これは家族で読みあうときに、普通にやっていそうでもある。
「こんなこと、したことない?」
「これって、みんなだったらどうする?」
などと、質問もいい。
自分のこと、直接知っていることと、本の内容が結びつくと、興味がわいたり、イメージがリアルになって印象深くなるものだ。
関係ないと思っていた英語の絵本の内容を、少しでも頭に留めてくれるだろう。
今後は意識的に、積極的にrelatabilityを高めて行きたい。そして、それが読書のため、英語学習のためにもなるということを、保護者にも伝えたい。