英語絵本のリードアラウドで英語力を総合的につけさせようと工夫を重ねているが、数年前から、英語歴3年以上の生徒には文法の知識も伝え始めた。
その成果かどうか、最近、英文を作る力およびその兆しをみる。
先日のこと。
Grammarのwork、ある一コマのイラストを見て、「Exclamation文(感嘆を表す文)を書きなさい」というもの。
イラストには、ボーイッシュな子ども(男女不明)に、大人の女性(?)が見立てた新しい上着を広げて見せている場面が描かれている。子どもは戸惑った表情をしている。
これにexclamation文のキャプションを英語でつけるという問題。難しいだろうと思う。
そんな予想していたら、それを覆す「できた」の声があっという間にあがった。
その生徒が書いた文が、これ…
「Wow! You is a girl!」
「is」にはひとまず目をつむり、この即興の「オチ」に座布団一枚!
「ありゃ、あんた女の子だったの!」、
多分男子だと思って男子の上着を買ってきたら、その子は意外にも女子だった!
というオチ。ちょっと失礼な文だけれど、そこは多めに見て、こんなことをすぐに英語で書けるのは素晴らしい。
こういう遊び心をもって、または間違えるかも、という危険を冒しても挙手して発表するという気概を持つ生徒に、心から拍手を送りたい。