新年度が始まった。
春休みを挟んで久しぶりに会った生徒たち。こちらの気持ちは、もうほぼ孫に会うおばあさん?!
これまで教わってきたから、できて当たり前かもしれないが、知っている英語の増えた生徒が、質問の正解をどんどんと出すことに、相好を崩してしまう。
ついこないだまで、「What did you do today?」という授業冒頭の挨拶に、「Park!」とぶっきらぼうに言っていた生徒が、「I went to a park」と文章で答えるようになった。
驚いたのは、英語圏G2用のGrammarワークブックの[statements & questions]で、難しいだろうと思っていた文構造。
バラバラの単語カードを並び替え、statementにもquestionにもできるようになっていた。
とくに感心するのは、中学から英語を始めた「旧人類」のわたしが、馬力で規則を覚えてやっとできるようになったことを、すらっと、なんとなくできてしまう点だ。
まあこれは、実は指導者としてリードアラウドをがんばってきた点でもある。英語の母語者に近い学び方をさせてきたからこその現象だろうと思う。
頑張ってやってきたことのいくつか……。
本を読ませる。何冊も。また何度も。
文字を意識させながら読ませる。
表現をつけて英文を読ませることで、感情を伴った言葉として記憶の深い部分に刻ませる。
さあ、ここまでついて来てくれた生徒諸君! あとは、さらなる文法的理解と、語彙!! そして、英文を読むスタミナ作り。
今年度も、実りある年度にしようね。