インターナショナル学校(男子校)に通う少年にReadingの個別レッスンをしている。
英語はいわゆる「ペラペラ」だが、Readingが弱い。
さて、このKくん、いつも機転はきくし、丁々発止のやりとりが楽しい生徒。わからないこと、気になったことは、すぐに質問する、インターナショナル学校の教育のいいところを身につけているG5生だ。
先日は、レッスンには関係ないが私の会社の名前、Paperweight Booksの由来を質問された。
「本が好きでどんどん買っていたけど、読むのが追いつかなくて『積ん読』になっていた。それじゃせっかくの本がただのpaperweight(文鎮)だね」と言われたという由来を話した。
すると、ニカッと微笑んで
「そりゃ、うちの学校の図書館と同じだ!」
って。えっ?
自分たち(K-G12、男子)生徒が図書館の本(というか本全部?)を読まなすぎて、図書館の本がpaperweight化している、というのだ。自虐的な発言。
図書館司書もそれを知っているから、「あんまり借りない本を、接着剤で壁にくっつけて飾りにしちゃったよ」。
ありゃありゃ。司書の先生も泣く泣く、だろう。
ああ、本も悲しんでいるはずだ。
話としてはおかしくて、わたしも大笑いしたが、いかん!
いかんよ、君たち。
本を読もうよね。