『絵本リードアラウド認定講師講座2020』第6回 報告その2:対面で『The Story of Ferdinand』〜リードアラウド研究会

『絵本リードアラウド認定講師講座』第6回、指導編。

第二言語習得論に基づいた学習法「シャドーイング」は、現役の英語講師の学生時代には習わなかった方法だが、現在ではその効果が認められている。どういいのか、どう効果的なのか、指導者として理解を深め、指導に使えるよう、認識を確認。人は、経験していないものに対して消極的になりがちだが、よりよい指導のために、効果が科学的に示されたものは、取り入れていきたい。

それから、今年度の指導法で、特に強調しているのが、発問について。模擬指導の際、発問で進行させていて、ときどき頭をもたげるのが、「発した質問に意味があるか」ということ。なんでも発問すればいいというものではない。発問の目的意識を持ちたい。

今回の課題書『The Story of Ferdinand』は、暗喩がたくさんで、テーマも深い。文字面だけの発問ではもったいない。

例えば「Ferdinandは花の香りを嗅ぐこと好き」ということについてどう思うか発問すれば、「そういう男子はイヤだ」みたいな、女子の持つ偏見が明るみに出て、大きなディスカッションテーマになるかもしれない。

この日の模擬指導での心残りは、文の意味していることや、文の読み方などの標準的な発問の演習はできたが、まあ、標準仕上げのものだったということ。これを、作者のせっかくの問題提起を発問にして、少しでもいいので、子どもたちにopinionを言わせるものにできたらと思う。

The Story of Ferdinand

認定講師講座