悩ましい語彙力、どう身につける~キッズブックス英語スクール

アメリカの大学に入って一番泣かされたのは、自分の語彙力のなさ。そして、英語の小説をなかなか楽しめなかった最大の理由も、語彙力のなさだった。

日本でそこそこ勉強しただけの英語力で、「身についている」と言える語彙は、本当に限られている。おまけに大抵の人の場合、人生で最高に語彙力があるのは高校3年時で大学受験まで。あとはどんどん忘れていくのが一般的な傾向ではないだろうか。

今、自分に語彙力がずっとついてきて、英語で小説も楽しめるようになって、思うこと。英語を学んでいる人のひとりでも多くが、語彙をもっと増やせればなあ。

つらつら思いながら、特別効果的でもない、従来の方法を説いて今日まで来てしまった。でも、ちょっとまて。英語を教えているなら、もっと科学的に、効率的で実用的な語彙力のつけ方を知って、それを指導するべきだろう?

そこで、ここしばらく、数年になるが「第二言語習得論(研究)」の独習をし、リードアラウドの指導を続けながら、新しい学習法のヒントを探すためにシアターゲーム(インプロ)の日米ワークショップに参加したりしてきた。

そして、これらが混ざり合ったところから、語彙学習で使えそうな、面白いものが浮かんだ。

形はシアターゲーム。

耳からインプットした英語(単語、句、節、文)を、

表現豊かに反復すなわちプラクティスし、

変化させたり展開させてアウトプット、

同時に自分をモニターしてふりかえる。

これらを組み込んだ方法だ。

4ステップ(Input-Practice-Output-Monitor)は、第二言語習得研究で学習効率が良いとされている、科学的にも有効性が示されている方法でもある。

表現豊かに、時に増幅させて表現するというところは、リードアラウド的であるり、同時に演劇に近いシアターゲーム的でもある。

何か印象付けるプロセス(ここでは表現すること)をとると、それをしない場合より記憶に引っかかりが生じて、忘れにくくなる。経験で知っている人もおおいのではないだろうか。これは、今では第二言語習得研究や、脳科学や認知科学で証明された、記憶が長期保てるメカニズムだ。

まずはスクールの高校生生徒と、春の集中授業でやってみるかな。

2019年4月2日と5日の2日間集中語彙クラス、お問い合わせ 下さい。個々に対応します。