語彙をどう増やそう?〜キッズブックス英語スクール

スクールに入って1-2年で、夏と春の年二回、アセスメントを受けてもらう。

「Reading Fluency Assessment」を使い、初見の英語の読み方の流暢さ、内容についてのざっとした理解、語彙力を見定め、指導の調整をする機会を作っている。

高校生まで言えることは、読解やfluencyは、絵本を何度も継続して読んできたおかげか、英語圏と比べても健闘しているのに、語彙力が著しく乏しいということ。

語彙は、わたしも学生のころに泣くほど苦労した。

だから、わたしの生徒には、本を使った学習のなかで、できるだけ語彙力と語彙が増えるよう手助けをしたい。

そこで、前年度から「Spelling Bee」を始めた。

単語を綴らせ個数や長さで点をつけるという、スペリングコンテストの真似ごとのようなものだ。

授業の終わりの10分程度だが、そこそこ定着してきている。

小学生の「ベテラン」クラスは、長い単語をどこからかひっぱってきたり、数も増えたりしている。

そこで、二学期から、Spelling Beeの代わりに、SCRABBLEゲームを導入してみようと思う。

SCRABBLE GAMEは、1948年にアメリカで作られたボードゲームで、今では国際大会があるほど、広く世界でプレイされている。

アメリカでは、学校の先生も推奨する定番のゲームだ。また、インテリの大人たちのスマートなゲームという印象もある。

遊び方を簡単に説明すれば、手元の駒を使ってクロスワードパズルのように単語を作っていき、2-4人で得点を競うというもの。

競争はあまりわたし自身の趣味にあわないが、小学生の特に男子は、競争というと本能的なのか熱くなる。

放っておいては、なかなか英語学習に熱くなれない生徒でも、この「本能」を利用してゲームにするときっと熱くなる。これが英語学習の動機付けになるはず。

スクールの授業では、せいぜい10~15分程度しか割けないが、しばらく続けて様子を見たい。

これで少しでも言葉への興味が湧けば、しめたもの。

乞うご期待。

キッズブックス英語スクール 絵本リードアラウドコース(体験レッスン)

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