「2歳8ヶ月、英語の習い時でしょうか」〜キッズブックス英語スクール

1月14日の『パパ・ママのための英語えほん講座』には、2歳8ヶ月の女の子とパパとママが参加してくれた。

『I Went Walking』をリードアラウドの読み方で読んだ。
そうしたら、初めはだっこちゃんのようにパパやママにくっついていた子どもが、大変身。
2〜3ページ読んだ頃だろうか。
パパ、ママ、わたしが繰り返し読むフレーズ「I went walking!」を、なんと両手をふって歩くフリ付で、真似しだしたのだ。

驚いたのは、パパとママ。
それから驚きが大よろこびに変わり、ふたりの様子を見た2歳児も嬉しいやら恥ずかしいやら。
ママの腕のなかに飛び込んだ。

パパとママがわたしについて読み続けると、主人公の少年が散歩に出る丁度のタイミングで、彼女が歩く動作を始めた。
そして、「その先、読んで」と、大人を促す仕草まで!
もうひとつ繰り返し出てくるフレーズ「What did you see?」は、まだ「むにゃむにゃ」で、よくは分からない。
どうも「What did you see」と言っているつもりらしい。

恐るべし、幼児の記憶力。
本書の繰り返しのパターンにすっかりはまっただけではない。
登場する動物や色の英名にも、反応するように。

そして、2歳児が歓喜したのはシアターゲーム
数あるなから、「Word Ballゲーム」をした。
ボールを相手に投げるときに、前述のフレーズを言うという、本書用にアレンジしたもの。
単純だが、単語やフレーズをいろいろ変えて、とっさに口から英語が出るようにする。
英語を身体に落とし込むために効果的な練習法だ。

子どもは嬉しくて、あっちこっちポップコーンが弾けるように飛ぶわ、口まねでフレーズを言うわ。
仕掛けたわたしも、その喜びようを見て、あっけにとられた。
英語の本を面白がり、英語を喜んで口にしているわが子を見るパパとママの顔もほころんでいたのは、言うまでもない。

「この子、英語の習い時でしょうか?」
帰り際、尋ねられた。
ここで改めて、その質問へのわたしなりの答えを記そう。

  1. 時間・費用的に、そして子どもの性格的に無理がないのなら、先生について習うことをスタートするのもいい。
    特に、会話・発音がよく吸収される。そして、発音は長く残る。
    語彙も増える。
  2. ただ、6歳前(子どもによって差があるが)までに始めれば、発音はそう差がでない。
    4、5歳なら、文字に興味が出て、文字を読むことも同時に効率よく学べる。
  3. 時間や費用を考えて、2、3歳までは、自宅で絵本を「ダシ」に家族で語りあったり、読み合ったりするという方法もあるだろう。
    そんな場合でも、ときどきプロの指導を受けると、どんな絵本がいいか知ることができる
    また家庭での語り合いや読み合いの刺激になるという効果もある。
    絵本は、プロが選書したブッククラブを購入すれば重宝する。
  4. 先生につくつかないは別にして、ちょっとでも子どもが英語に興味を持ったら、家の中のよく目に付く所に絵本を置き、絵本を読むことを習慣に(例えば寝る前などと決めて)したい。
    読書習慣や英語に対する親しみが、のちの英語力や国語力に大きな影響を与えると、アメリカの教育界では定説になっている。
  5. 英語を学ばせる材料として、名作絵本は、何通りにも読んだり味わえたり、いつでも何度でも読めて最高だ。
    ぜひ、活用して欲しい。

I Went Walking