絵本1冊で飽きさせない指導〜リードアラウドの心得

いつもリードアラウド・ワークショップのボイスウォームアップで使わせてもらっているRoger LoveさんのCD。

そのRogerさんは、ボイストレーナーから今やスピーチトレーナーとしても、実力を発揮している人だ。

今朝は、Rogerさんの「2秒で聴衆の心をつかむ方法」というネット配信のライブを聞いた。

その方法は、一言で言えば、「Happyな声を出す」こと。

具体的には
1. volume (しっかり大きく)
2. メロディのある声(つまりpitch、高低、緩急、リズムがいろいろある声)

同意しながら、リードアラウドでの、反対のことを考えた。
つまり「(2秒で)聴衆の心を離す方法」。

まず、わたしたち子どもを主な聴衆(生徒)とするものたちも、Rogerさんが言うように、弱々しく、そして一本調子の声で始めたら、すぐに子どもの気持ちが離れる。

「大人の話は行儀よく聞く」という子どもが比較的多い日本では、子どもに話をする大人が甘やかされているところがある。

本来の子どもは、つまらないことにとても敏感でそれをすぐに表す。
そういう子どもを、自分の聴衆、生徒のなかに見つけたら、ことさら幸運だと思おう。

つまらなそうにしている子、飽きている子を、面白がらせる話ができてこそ、一人前、自分を成長させる好機なのだから。

子どもの心が離れる、つまり飽きるのには、飽きさせた指導者の、共通する原因がいくつかあると思うので、ここに挙げてみる。

・声が同じ調子(pitch、volume、それと緩急がワンパターン)になっている

・盛り上げるのにスタミナが足りない(時間が短い、強調が足りないなど)

・盛り上がってから止め際を、わきまえていない(長過ぎる、頻繁すぎるなど)

・子どもの「飽きた」というサインを見逃している

これら、指導者が意識して改善する部分と、訓練しないと改善されない部分がありそうだ。

ワークショップの存在価値は、このへんにある…。

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