朗読力が求められる『Puff the Magic Dragon』~リードアラウド・ワークショップ11月予習は早めに始めよう

詩の意味を知れば知るほど、読むのが難しくなってくるのが11月の課題書だ。
Puff, the Magic Dragon

詩の共作者でそれを見事な歌唱力で歌っているのが、ピーター・ヤローさんと仲間たち(Peter, Paul and Mary)。

いろいろカラオケバージョンとかもあるが、このビデオはきれいなので、まずはこれを。

繰り返されるサビの部分は、どれひとつとして同じではない。
遊び相手をなくしたあとのPuffと、初めて友だちを得てウキウキしたPuff、歌方でもよく対照してみよう。

歌からも朗読の表現が学べる。

また、歌っているPeterは、おにいさんからおじさん、そしておじいさんになっても、澄んだ無垢の声で歌う。

わたしたちは、歌うわけではないが、声の感じは学べるだろう。

声がおじさんやおばさんになりがちな人は、声をどこかで押しつぶしているようだ。
コブシのようなものを効かせているのかもしれない。
この詩の声には、コブシはいらない。

または、口先だけで出している人も、おじさん、おばさん声だ。
喉の奥までゆで卵が通る管を広げる感覚で。

顔も疲れた顔で読んではいけない。
好奇心に満ちた、作らない顔。

おにいさん時代

おじいさんになってから

本書を歌って聞かせるバージョン

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