もう「年配者」だとカミングアウトしているので書くが、「Puff, the Magic Dragon」をそらで歌うことができる。流行っていた頃を知っているから。
この歌に関して、こんなこともあった。
NYで作者Peter Yarrowが手に持って歌い聞かせてくれた本を、やっと先日、手にした。
Peterと娘が歌ったものやカラオケなどが入ったCDの付いた、大型で豪華な製本の本だ。
こんな物語になっている歌というか、歌になっている物語を、リードアラウドのスピンオフとして使っても面白いと思った。
子ども時代にしか見えないものとか、仲良くできないものの象徴がドラゴン。ドラゴンは主人公の少年といつまでも遊びたかったのに、少年は成長し遊びにこなくなってしまう。
そのときのドラゴンの悲しみようったら。
「His head was bent in sorrow, green scales fell like rain.」
ここで、泣いてしまった……。
ピーターって詩人だったんだ。