スクール生の皆さんLet’s Sing 2〜キッズブックス英語スクール

スクールでは英語絵本のRead aloudを中心にしていますが、時に英語のインプットを増やすのに、絵本プラス Sing along、 歌の力も借ります。

 

2017年の冬の発表会ではご家族と生徒全員で楽しめる、以下の歌を紹介予定です。

 

その中から、親子クラスでは歌っていないもの、小学生クラスは忘れてしまった可能性があるものも以下に、あげておきます。

 

20世紀を代表する絵本作家Maurice Sendakが、シンガーソングライターのCarole Kindとコラボして作ったのが、これら;

 

Chicken Soup with Rice

One Was Johnny

この2作の英語のレベルは英語圏の1~2年生ですが、
名作は「英語学習レベル」などとは無縁。

何歳でもそれぞれの楽しみ方があります。

 

上級生は意味や語句を考えながら、

下級生(それと大人?)は音や雰囲気を楽しんで。

 

再録ですが、この他、発表会では以下の歌も。

親子クラス復習Songs〜キッズブックス英語スクール

久しぶりの歌、そしてクリスマスの歌、ちょっと復習してみましょう。
だいぶ文字がわかるようになってきているので、本または画面の文字を指でなぞりながら歌ってみましょう。

Today Is Monday

12 Days of Christmas

クリスマスの歌の方は、伝承されてきた歌詞で、いくつかバージョンがあり几帳面に考えると混乱してきます。

そこは、気楽に。
GoldなのかGolden ringsなのか。
Colly birdsなのか、Calling birdsなのか。
ネイティブも聞き間違えるところ、という程度の認識でそれぞれのバージョンに合わせようと思います。

ところで、クラスで歌う意味について。

子どもたちは、歌に乗せる事でいつもより多くの英語情報が入ります。
英語のインプットにも緩急をつけて、時にどさっと短時間に歌として英語を入れ、脳により効果的な刺激をと思います。

今回、発表会で歌う歌は、曜日、12か月の名前(小学生クラスとともにアクティビティ参加)、数、序数と語彙学習も兼ねています。

『Crow Boy』の朗読で考えたいこと~リードアラウド研究会

認定講座で、今年度最後にとりあげる絵本『Crow Boy』、独白口調で読もうと思う。

問題は、「ぼく」がだれか、の認識と、その「ぼく」のキャラクター分析。

 

「ぼく」は、Crow Boyを無視していたクラスメートのひとりだろう。

いじめっ子ではないが、積極的にCrow Boyと仲良くしたりはしなかった、傍観者。

でも、6年間一緒に学校で過ごし、最後の学年で見方を変えた。

もともと、優しい心はあった人なのかもしれないし、そうでないかもしれない。

 

数々のCrow Boyの「変わった」様子を述べるときの、距離の置き方は、「ぼく」のキャラによって違う。

 

でも、最後まで読むと、「ぼく」が決してCrow Boyのよさをわからない人ではないこともわかる。

 

超然と第三者的に、まるでNHKのニュースアナウンサーのように読んでは違和感があるだろう。

 

べたべたに同情して読むのも、ぴんとこない。

 

「ぼく」とCrow Boyの距離、どこでどのくらいなのか。

 

ベテラン域に入っているみなさんは、ページを繰りながら、その細やかな読解と表現まで追求してみよう。

リードアラウド認定講師講座第8回報告:その2〜リードアラウド研究会

11月の認定講座で取り上げたトピックスは、「リードアラウドと中高生」。

中高生にいい英語絵本、いい読み方があって、ひとりでも多くの英語指導者が中高生にリードアラウド、英語読書の音読を勧めて欲しいと思って、力が入った。

 

中高生とリードアラウドする場合、越さなければならない関所がいくつかある。

 

「声を出すこと」「やる気、覇気を出すこと」「感情を出すこと」。

これらをさせることが肝心である。

 

それには、シアターゲームだ。

 

今回伝授したのは、「Alien, Tiger, Cow」と「Scream」。

この日、実際にこれらゲームをやったみなさん。
もともとよく出ている声と覇気は、おかげでさらにアップ!

簡単にでき、即効力あり。
それなりにみんなに効く。年少者も、さらに元気になる。

 

これらのwarm-upまたはicebreakerと呼ばれるゲームで体と心を少々解放させてから、感情は徐々に表現しやすくなる。

今回のEmotionをつけた挨拶を距離をとってし合うゲームも、使えそうだ。

 

さて、課題書『Go, Dog. Go!』を使って何を子どもたちに指導するか。

いろいろアイディアは湧くだろうが、in/out, up/down, around など位置を表す前置詞で、遊ばせることを提案した。

 

これまたシアターゲームのひとつ、「This Is a Tree」。

3人で、自分から「木だ」「木の下にいる大きな犬だ」「その犬の上に座るリスだ」などと言って、実際にポーズをとってシーンを作る。

他人の仕草を見るのは楽しく、ちょっとしたユーモア表現もできて楽しい。

体が、位置を表す英語を「体感」でき、記憶に残りやすい。

 

模擬授業を含めて、これらシアターゲームのアクティビティを使った指導法を学びつつ、自分たちの表現の演習をしたことになったみなさん。

仕上げに読みあった課題書、読んでいるときとても愉快そうないい表情に。
本の楽しさ、読むことの楽しさが伝わる、これまでよりグレードアップしたいい朗読になった。
 

そう、開放感。

それを味わえるのが、英語絵本のリードアラウドらしい。

これを子どもたちにも感じさせてやろう。
ついでに、英語の感覚も知ってもらおう。

 

さあ、来月はしんみり、深い読解を通し、モノローグに挑戦だ。

『Crow Boy』は、IというかつてCrow Boyと席を並べただろう主人公のキャラクターで読んでみようか。

 

 

「英語絵本朗読の夕べ」の練習中:奥にあるものを表現~リードアラウド研究会

12月22日の夕べに神保町のブックハウスカフェで、リードアラウド研究会が朗読会をさせていただく。

その練習を研究会の皆さんとした。

 

研究会の「上級生」になると、どこをどうしたらさらに良くなるかを聴く耳が試される。

集中して聴いた。

 

気がつくのは、上達する皆さんに、

幾つか、違った「方面」からの上達の仕方があるということ。

 

その一つが、全体のまとまりか。

 

「まとまって」聞こえるので、この方面から上達した朗読者への指南、なかなか難しい。

 

練習後もどうしたものか考えていたところ、柳家小三治さんの自伝的コラムを読んで「ピカ〜ン」。

 

名人と言われた古今亭志ん朝さんについての、小三治さんの評価が、なるほどと思えるものだった。

以下、小三治さんの発言。

 

「志ん朝さんといえば、テンポのいい口調について言う人が多いけれども、私は口調の奥にあるものを見ようとしてた。

 

芸の神髄は結局、そこなんですね。

表面に出ているものより、奥にあるもの。

 

そこに演者の個性が感じられる。

このしゃべり手は、何を持って人間の素晴らしさを感じるかっていうことかな。」

 

リードアラウドの求める朗読は、そつなく滑らかなだけのではない。

口先だけでない、そこに描かれている物語への朗読者の共感や気持ちを表すことを目標にしている。

 

どう思うのか。どの場面、どの箇所で、朗読者は心を動かしているのか。

 

周囲の素人による評価が「お上手ね」と言われているようなら、これからの目標はこれ。

 

朗読の奥!

 

果たして「奥」まで自分は読み込んでいる?

「奥にある」のなら、それをどう口にのせる?

 

本に描かれた、人間や人生の素晴らしさが聞こえてくる、滲み出る読みを目指そう。