日経記事より:日本の子供、低い自己肯定感 押しつけず 多様性認めて

本田 由紀さん日経記事 

が、興味深い。OECDの調査結果がまた出て、新味はないが日本の15歳の、自己肯定感や生活満足度がかなり低いと示されたことについてのコメントだ。

高校受験前の15歳の調査だから、際立ったのかもしれない。

社会の中ですでにこの歳で、序列をつけられていることが原因しているのかもしれない。

自分たちの考え、思いをもっと発言する機会があれば?

上からのお達しに従うことに、慣らされている?

日頃の学校授業から、双方向に変えられないものか?

いろいろ考えさせられる。

 

小学生の元気発剌とした教え子たちには、前を向き続けて欲しい。

ほんの短時間しか時間を共有できないが、そこでできることをしなきゃ、と思う。

 

絵本リードアラウド認定講師講座第一回報告その2〜リードアラウド研究会

2020年度第一回の講座、課題書『Where Is the Green Sheep?』の表現演習で、特に印象的だったことを記しておきたい。

いつも講座の始めに、一冊まるまるの朗読を一人ずつペアで聴き合う。そして講座の最後にもう一度、同じペアで読みあって、Before/Afterの変化を、比較、講評し合う。こうして、次のステップへ繋げていく。

今回は、このBefore/Afterの変化が、みなそれぞれに著しかった!よくなった!!

この日のみなさんのように、ある程度リードアラウドのベテランになると、「適当に」やってもそこそこの読み、つまりBeforeの出来も悪くなく、一般の人に聞かせても、ボロはでないかもしれない。

そんなある程度出来上がっている読みを変えるのは、こちらワークショップ主宰者としては難しいものが、今回は嬉しかった。

でも、何が効いたのだろう…。

考えてみると、この日の「あたり!」は、多分「かかれていない物語を読む」演習だったように思う。

課題書のような幼児向けの本では、文も短かければ、絵も複雑に描き込まれてもいないので、物語は掘りださなければならない。文字もページも少なく、一般の読み手は「楽勝」と思ってしまう種類なのだが、そこが落とし穴。

表現を真剣に考えているか、どうかが、それでバレる。

素晴らしいことに、みなさんは口をそろえて「難しい本だ」とおっしゃたのである。

そこで演習。

まず気にすべきは、この舞台がどこなのか。

「昔あるところに~」の部分がない。そこから構築していく。

ナレーターが6箇所巡りながら、Where is the green sheep? と、6回もこの台詞を吐くが、どういう状況でなのか。話を作る。台詞だけ、本文だけでは脈絡が見えない流れに、物語をつける。

 

「ナレーターがあるとき、世に知られていない秘密のヒツジの楽園のようなところに招待された。」

「そのいろいろな場所、状況を6場面、見て周り、色々なヒツジやその生活をみて、その多様性に驚嘆する。」

「だが、最初に紹介された色違いのヒツジの子どものうち、緑の子が見当たらず、要所要所で探す。」

「百花繚乱のヒツジの世界に感心しながら、緑のヒツジが見つからずとても気になるが、最後、ついにすやすや、見つかりにくいところでおやすみ中なのを発見し、めでたしめでたし」

という話。

この程度の話でも、いろいろなヒツジに出会う必然性が見えてくると、読みながらも、それらに出会ったときのナレーターの気持ちが湧き、そうなると書かれている言葉が気持ち(心)と合体して、生きた言葉になる…。

みなさん、その世界観の作り方、作ったらその世界を思い浮かべて読む感覚、忘れずに、次回までにさらに磨こう!

 

絵本リードアラウド認定講師講座2020年度第一回報告その1〜リードアラウド研究会

状況的に新しいことを始める「空気」ではないだろう、本講座は新人受講、今回はなし、ベテランのみと始まった第一回。

指導の新年度目新しい目標は、

第二言語習得論(SLA)にそった英語学習として、リードアラウドを的確に言い表せるようにしよう。

である。簡単に言えば、科学的な言い回しでリードアラウドにのっとった英語指導を語れるようになることだ。

 

第一回目この日の指導演習は幼児にパパ、ママ向け。リードアラウドについて一番語りたい対象だ。

「英語絵本を読む人」は、往往にして「英語の先生」と思われたり実際そうであったりするので、親御さんたちも、「幼い子どもと英語」というキーワードで疑問や、ちょっとした不安について、ちょっと水を向けると質問し始める。

できるだけ誠実に、答えたい。答えてほしい。わたしの思う「誠実」は、科学的だったり客観的だったりすること。

 

そこで、この日はSLAでいう「臨界期仮説」について。

どういうことか、どういう質問に対する答えになるのかなど、確認しあった。

たとえば、わたしみたいな疑い深い人間が親だったら、そしてこの日のみなさんが回答者だったら…

まだまだつっこみどころ満載の「先生」で、納得できなそう。

研究者でもないわけで、難しいことは説明できなくとも、少なくとも英語学習と年齢について、第二言語学習論的にはどういうことをいっているか、答えられたらいい。そして、英語習得の科学的な知見にもアンテナを張っていることを示せたらと思う。

 

科学的、客観的な説明には、ちょっとした型もある。「なになには、〜によればこうです(こうと言われています)」などだ。

「なになには」と、主語はいつも文を始めるときに、はっきり言う。

そしてそれが伝聞なのか、どこでだれが言っているのか、どのくらいの確実性があるのか、など知っているとおりを、語尾までしっかり言って終える。

「とか…」とか、今風のぼかしで終わらせない。

「〜は」が抜けている、語尾がにごった話しを聞くと気持ち悪い、と感じるくらい、日々の会話でも気をつけてみたい。

 

 

 

 

わが子をインターナショナルスクールを入れるということ~キッズブックス英語スクール

この10年で子どもと英語の環境が著しく変わってきたと思う。

そのひとつが、わが子を「インターナショナルスクールに通わせています」という親御さんたちに遭遇する機会が増えたこと。

そこで、そうした親として「先輩」にあたるわたしが、

インターナショナルスクールを卒業し米国の大学に行って、今やいい年の大人になった息子との最近のコミュニケーションで思ったことを記しておきたい。

 

それは、

日本人のわが子であっても、家族の第一言語が英語になる可能性があること。

 

会話では口が達者で、家にいるときは日本語でのコミュニケーションでまったく不都合や違和感を感じなかったが、息子が異国に巣立った今、メールでのやりとりが中心になり、そのときの言語は英語になった。

とくに、ちょっと複雑なことは、全部英語になったのだ。

 

また、結婚して、相手は日本語を話さない英語の人だった。

するとどうだ。

実際に会っている時も、家族はみんな英語で話すことになったのだ。

 

もし、これで親が英語で返せなかったら…。

これは、秋田出身なのに東京言葉に染まった父が言っていた、「秋田弁」と「東京言葉」のギャップ、自分の母や故郷の人たちとのコミュニケーションギャップより、もっと深いギャップだろう。書き言葉まで違うのだから。

 

そこで、インターナショナルスクールに子どもを今、通わせてるみなさん。今なら間に合う。

親も英語を、英会話程度ではなく英語圏大学入学できる程度に磨いていこう。

わが子の手紙がよくわからないって、残念すぎる。返事も書けない。

わが子に言いたいことが言えないって、悲しすぎる。

 

時間はまだある!

子どもの学校の勉強といっしょに始めよう。教科書やワークブックから学ばせてもらおう。

そして自分でも、英語を読む!経験から言うと、本を読むのがすぐ始められるし、続ければ身になる一番のおすすめ。本当です。さあ!

 

キッズブックス英語スクールの大人英語セミナー

2019年度こんなに上達しました:アセスメント結果から【その1】〜キッズブックス英語スクール

2019年度の親子クラスで学んだCさん。2度のアセスメントでの講評はこんなでした。

2019.7.6

文のレベルを、G2に上げて評価しました。

前回の評価から半年弱の短期間で、文のレベルを上げたにもかかわらず、「単語認知の正確さ」は90.5%、「1分間で正しく読めた語数」も英語圏のG2の1学期の目標レベルをクリアしています。

「流暢さの評価」は前回同様、感情表現などが意識できています。二学期からは、さらに内容を伝えることができる「語るような読み方」を指導していきます。

今回の一番の進歩は「読解力」でした。内容を捉え、かいつまんで説明する要約力が伸びているので、今後の成長が楽しみです。

読解に必須の「語彙力」は、G2にレベルを上げたため、数値が下がりました。引き続き、語彙力をつける指導にも注力していきたいと思います。

 

この約半年後、先日のアセスメントの講評はこちら。

前回同様のG2レベルの文で評価しました。

「単語認知の正確さ」は、G2レベルに到達したと言えそうです。

さらに「1分間で正しく読めた語数」の進歩も著しく、英語圏のG22学期までの目標をクリアしています。

同時に、クラスでも言及していますが、表現力がアップし、「流暢さの評価」のポイントも上がりました。

今後は、語彙力を伸ばす速度を上げ、未知の言葉を減らし、文の筋を捉え要約できる読解力の習得を目指します。新年度から学ぶ文法的な概念も、読解力のアップにつながるでしょう。

 

なんといっても素晴らしいのは、流暢さ(reading fluency)がアップしたこと。クラスでも、発表会でも、Cさんはこのところ「内容にあった気持ちを込めて読む」姿勢が見えてきていました。

このfluencyは、英語力の柱のひとつである読解力に直結する力です。

意味がわかると表現しやすくなりfluentさがあがる。また、fluentな読み方をマネすることで、それが意味することが身体的なものになる(腑に落ちる)。

reading fluencyをリードアラウドが、そしてわがスクールが重要視するのは、このため。

Cさん、welcome to our club!(ようこそ、お仲間に!)