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第三日曜日はたいてい11時から、神保町のブックハウスカフェで英語絵本のリードアラウド(パパママと赤ちゃんの会は奇数月。年長〜は偶数月)。
先日はボードブックの定番『But Not the Hippopotamus』を、パパママと赤ちゃん(1組はいつも通ってくれているうちに5歳になった子とパパ)とリードアラウド。
赤ちゃんは示し合わせたように、この日は約1歳児オンパレード。
幸いなことに、外のお天気も赤ちゃんのお天気(ご機嫌)も上々で、こういうパパママと赤ちゃんの会が最高だ。
本書は米国ではボードブックでは、定番中の定番。今年で出版されて28年、そのわりに日本では知られていない。
理由はわかる。
ゴロ合わせというか、押韻されている英単語の響きを楽しむので、その面白さは「翻訳」できないから。
そろそろ、わたしたち日本人も、英語を音でも楽しめるのでは?と、よくリードアラウドでは本書を選書する。(大人の講座でも使ったところだ)。
1歳児のパパママは、さすが若い!
そのせいか?音やリズムの感覚が、説明少なくして、すっと体に入っていく感じがする。
なんの屈託もなく、わたしのマネをして、リズミカルに表現がどんどん面白くなっていく。
「自分のお子さんに、今の調子でその言葉を呼びかけてみてください」
すると、赤ちゃんが声を出したパパかママの目を見て笑う、という場面がなん度もあった。
わたしも、いろいろな赤ちゃんに、本文のキーワードをリードアラウド発案者のプライドにかけて(?)呼びかけてみたら、ほぼ、百発百中だった。
にっこり、拍手までつけてくれる赤ちゃんまで。
「感情を場面に合わせて入れて、目を見て言うと、赤ちゃんにその言葉が伝わる」というリードアラウドでいつも言っていることの、これは最高のデモンストレーションだった。