区の「外国語活動」の手伝いで、小学5年生の4クラスで『David Goes to School.』をリードアラウドした。
前の学期に『No, David』をしてからの、第二弾。
今学期は恵まれて約30〜40分の枠を2つ、どのクラスにもいただけた!
本書のペーパー版を奮発して20冊ほど用意したので、二人に1冊の本物の本を手元に置かせての、ほぼ原型通りのリードアラウドだ。
「この子はだーれ?」
のしょっぱなの質問に、何人もが「デービッド!」と答えた。
ここでも少々感動。覚えていてくれてるということは、ちょっとは「英語や英語絵本に興味を持たせる」ことができているらしい。それに「でびっと」と言う発音ではないところに、嬉しくなる。
「今日はこの本です」と本を掲げ、手元にはそれぞれの本を配ると、ガヤガヤ。何をDavidがしでかすか、興味津々でぺちゃくちゃうるさい。でもいいガヤガヤ。
目立って喜んでいるのは男子。とてもDavidのことが理解出来るらしい。
本書のある場面。
午後の授業中、立ち上がったDavidが体をくねらしていて、先生は一言「Again?!」。
そこで、状況を把握しての素晴らしい表現(「お手洗い行きたくなるのがこれで何度めか」との先生の驚きと、授業中に行くなという憤怒のミックス)で、読んでくれた男子がいた。まるで実演。みんなにも大受けだ。
いやー大人顔負けの生き生きとした表現が、あちらこちらから出る、出る。
もう一つ、大受けした表現は、「反抗期のみなさんに『使える英語』です!」と言って、紹介したフレーズ、
I don’t care!
本文では先生が喧嘩するDavidたちを叱った台詞だが、前半のこの部分は、子どもの口答えにぴったり。
反抗期、といわれたのが嬉しい(?)らしく、我こそは「反抗期真っ只中」と白状する挙手がたくさんあったのが、傑作。
その反抗期のみなさんに、”I don’t care!” と大人(わたし)に口答えするという小芝居?をしてもらった。
そのうまいこと!
ピチピチした表現でかつ英語で。完璧だった。
素晴らしい表現と、律儀な「指差し」ながらの読み、みんなの盛り上がり、これぞリードアラウド。
5年生のみなさん、どうもありがとう!
時間を下さった外国語担当のI先生、どうもありがとうございました。