昨年末は、ブックハウスカフェのおかげで、リードアラウドの仲間たちに発表の機会を持てた。
発表会で、わかったこと、見えたことが色々あった。
いくつか挙げてみる。
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自主練習に精がでた
リードアラウド、朗読は練習が肝要。
分かっていても、なかなか時間を取れないし、積極的に取るまでにはいたらない。
だが、目的が具体的になり、期限も切られると、練習に身が入ることに。
その結果は……
「階段二段飛ばし」ほどの、目覚ましい上達が見られた。 -
上達には、ある決まったステップがある
リードアラウドを始めて1年になるかならないかの、カルチャーセンターの仲間が加わった発表だったおかげで、上達のステップがよく見えた。
- 半年〜1年
声・滑舌が聞き取りやすくなる。
意味が聞いてとれる読み方に。
ところどころ、聴衆の気を引くよい表現がまじる。 - 2〜3年
声・滑舌がさらによくなる。
感情がない、表現を取りこぼす言葉が少なくなる。
集中できたときは、荒削りな表現でも聴衆を盛り上げる。 - 4〜5年
声・滑舌に安定感・自然感がでる。
感情表現のない語はなくなるが、ところどころ少し違和感が残る。
自ら図って盛り上げ、自然に聴衆を楽しませる。 - 6年〜
声・滑舌に安定感・自然感・自在感・ダイナミックさがでる。
思い込みや長年の癖で、読解の際、違和感のある表現をすることがある。
盛り上げ方や楽しませ方のスケールが、こじんまりすることがある。
- 半年〜1年