リードアラウドと名乗って、皆さんと英語絵本を声に出して読み始めて、10年以上の月日がたった。
「深読み」も年季が入ってきたが、もっとも年季が入っていると思うのは選書だろう。
より客観性のある「選書眼」を目指してきた。
それを養うには、どうやら年月をかけ継続的に(いつも新刊が加わるので)、量的にたくさん読んだり目や手にしたりする必要があるようだ。
みんながみんな、そんな時間もないだろう。
たまたま、運や、気力や色々あって、ここまでやってきた私が、
「選んだものを信じてください」
というような形で、スクールや研究会で使う本を決めてきている。
「鵜呑み」していただいて、皆さんが省力化をはかり、これぞという本を読んで楽しむほうに注力してもらえばいい。
といっても、「やっぱりどういう基準で選んでいるか知りたい」と思う人へ。
こんな「基準」で選んでいる;
(1)長期に渡って比較的楽に手に入りそうなもの
(2)絵・デザイン・タイポグラフィー(文字)に、魅力・洗練・工夫があるもの
(3)本文に物語としての面白さ・深さ、文としての楽しさ・美しさがあるもの
(4)本文とイラストがおおよそ表裏一体で、絵から多くの情報が得られるもの
以上、認定講師講座第7回で詳しく!