ここしばらく、この本1冊でいろいろなクラスの指導をしている。
一番上達目覚ましいのが、大人セミナーのみなさん。
上達の過程というのが、よく見えた。
今後のリードアラウドの要、reading fluency指導の体系化に役立ちそうだ。
それは、こんな過程だ。
1. たどたどしく、読み間違えたり、切れ目が意味とまるで関係ない。聞いていて意味がとれない
2. 単語が一通り正確に読めるようになるが、朗読に表情がない。意味がところどころわかるが、聞いていてつまらない
3. 文の構成(S, V, O, Cなど)を考え解釈すると、文の切れ目とアクセントを置く語が文意にあって、聞いていて意味がとれる。
抑揚がつき、語ってくれているようで飽きないが、多少まどろっこしい。
4. 意味が取りやすいニュアンスがついたまま、すらすら早めに読むので、頭にすらすら入る。文の楽しさが伝わる。
今月は、以下の課題文で、tongue twistersの練習をどうぞ。
Tongue Twisters by Dr. Seuss:
Through three cheese trees/ three free fleas flew.
While these fleas flew, freezy breeze blew.
Freezy breeze made / these three trees freeze.
Freezy trees made/ these trees’ cheese freeze.
That’s what made these/ three free fleas sneeze.