かつての英語の先生は、スピーチ上手の売れっ子作家

 『父親たちの星条旗』の訳者あとがきでも書いたが、原書の著者James Bradleyは古い知り合いで、11月にノンフォクション第3作目を上梓したばかり。作家をしながら、作品について以外に、太平洋戦争の悲惨さ、平和、国際的視野を青年に持たせる意義などをテーマに講演をするプロの講演者でもある。

 わたしの英語は、実はこのひとに随分としごかれたものだ。最新のTV出演のビデオがアップされたのを見て、発音を直されていた日々を思い出した。

 アメリカ中西部生まれで高学歴、それだけでなく、特別丁寧な口調で話す「おくりびと」だった父親に育てられただけある端正な英語で、スピーチで鍛えられたよい発声と発音、カメラ目線などそれなりに大したものだと再認識した……。

 語っている新作Imperial Cruseについては、つづく。

コメントを残す

CAPTCHA