大島英美の英語歴と勉強法:努力、継続、多読

近頃、「英語達人」とか言われて、英語勉強法を尋ねられるような人になったらしい。自分は自分の実力を知っているので、わたしの実力などまだまだだと分かっているが、努力と継続だけは負けない。
英語の勉強を始めたのは、東京武蔵野市にある成蹊学園の中学校に入ったときから。附属の小学校から上がってきたクラスメイトたちは小学生の時から英語を始 めていて、なんだか英語が「ペラペラ」に聞こえた。ほかの勉強はさておき、英語のハンディが大きいと真っ青に。この時から、努力の人になった。そして、将 来計画を立てた。きっと、クラスメイトの多くは日本の大学に行って勉強をしなくなるだろう。わたしはずっと勉強し続けて行けば、いつかは彼らを英語では抜 くことができる…。継続努力作戦だ。
そしてこの展望は正しかったと言える。ほとんどのクラスメートは英語の勉強を大学になってからやめてしまった。そしてわたしは逆に、大学からその勉強を加速させた…。

加速は、しゃべりだけでなく読みもだ。つまり、「多弁」と「多読」。その前に「多聞」。順番で行くと、
1.「英語耳年増」と言えるくらい、よく人の英語(ネイティブ/生/音楽/映画字幕なし)を聞いていた。
2.「英語恋愛」で、こちらのヘタな英語を一生懸命聞いてくれる人がいた。アメリカに行って「日本女性」としてモテたので、よく話を好意的に聞いてもらえた。
3.英語の「見栄張り」だったので、たいして読めなくても『Newsweek』や『Rolling Stone』『Builboard』(sp.?)を読んでいた。

これで加速して、アメリカのUCLAに留学。なんとメディカルスクール進学者がしのぎを削る bio logy 専攻!だった。たいへんだった。思い出すだけで、涙が出るほどたいへんだった。いつもフルマラソンのように勉強して、やっと追い付いていた。ものすごい量 の教科書と副読本!いやでも多読だった。

めでたくそこそこの成績で卒業したときは、ほんとうにじわっと幸せだった。
それから、大学院でもずっと専門の環境保護/生態学で英語の読み書き。修士論文は英語。そして、紆余曲折。
研究者の道をあきらめてからだ、やっと普通の Fiction や Nonfiction を読む時間ができたのは。
そして日本に帰国。英語と数学の塾を開き生徒を教えながら、教材研究として児童書を読み出した。読んだ、読んだ、読み続け。

本をあまり買うので、人の勧めもあって本屋になった。「売れ残ったら、全部自分の本にすればいい」と腹をくくり、自分の好みなら売れなそうでも1冊は仕入れた。
読んだ、読んだ。

そしてそろそろ読んだもののことを、人に教えたくなって出したのが『キッズ(だけにじゃもったいない)ブックス』。思い込み激しく選書・推薦した本が100冊以上。
読んでいるうちに、どんどん読むのが楽になってきたのに気づいた。これが多読の効果?
「多読のためのブッククラブ」を思い付く。いやでも毎月本が送られてきたら、日本人は勤勉だから案外本を読むのでは?と毎月会員に3冊も本を送りつけ、おまけに3000円徴収する。わたしは、毎月会員向けに解説を書いている。ブッククラブは 4コースあり各3冊なので、合計12冊も読むはめに陥っているが、半分うれしい悲鳴をあげている、というのが今日この頃。そしてその間にも、どんどん英語 を読む力はついてきているようで、近頃は文章をずいぶん楽に書けるようになった気がする(まだまだの文ではあるが、書くのは楽になった)。
私自身が自信を持って勧める、英語上達法は、
努力、継続、多読!