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子どもの読書離れを食い止めるひとつの方法として、「本で笑いをとる」というのがある。
絵本から文字が中心の読み物へ導くのに、ユーモアは確かに有効だと思う。
スクールで育ってきた、現在中学生になった生徒たちにも、読み物を選んでここ一年、かなり読んで楽しめるようになってきた。
さて、2024年度はどのくらいのレベルの本を読んでいこうか。
そこで手にしたのがコレ。
前回のブログでも紹介したが、『117-Story Treehouse』。
この本の面白さのひとつに、「パロディ」がある。
あちこちにみられるが、そのひとつを紹介したい。
主人公たちとは別に登場する人物たち名前が、まずふるっている。以下に挙げてみる。
だれが誰れのパロディか、当てられた人は、随分と「絵本おたく」または「英語絵本識者(?)」かもしれない。
その登場人物たち:
その1 、Dr. Moose(姿はヘラジカ)
その2、Beatrix Potty (語尾に注意)
その3、Boris Bendback (イラストによると背中が曲がっている)。
さあ、誰ーれだ?
その3が、難しい。
(1. Dr. Seuss 2. Beatrix Potter は簡単だったかも)
3のヒント。
会話にでてくるのだが、Where the Filed Things Are というフレーズ。
そうです、Maurice Sendak が答え。
また、怪物が登場するが、ただ Monsterと呼ばれていても、どうみても「Graffalo」。
他にもいろいろ笑えるネタがあちこちにある。
今から、生徒たちとどこが何のパロディか、当てっこするのが楽しみになる。
一緒に英語読書を楽しめる生徒たちがいて、じわっと嬉しくなる。