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英語絵本を子どもと読むのも、楽しくてたまらないが、実はわたしは大人と読むのも楽しんでいる。
どういう大人かというと、表面的には二種類。
- 大人自身が英語や英語絵本を楽しみたい
- 子どもに読んであげて楽しませたい
こういう大人たちだ。
でも、絵本のいいところは、1.の自分自身のことを念頭に置いている人も、「あ、そうか」と、2.の楽しみに気づいてその方向へもいける。
また、2.のひとも、「あれ、自分で楽しんでいる」と気づき、結局1.でもあったりする。
主に自身が楽しみたい大人向けに、もう5年は経つカルチャーセンターの講座や、キッズブックス英語スクールで開いている「大人英語セミナー」がある。
コロナ禍で消滅してしまったが、高齢者施設で90歳+のクラスもわたし自身が学ぶことの多い貴重な時間だった。
子どもに楽しませてあげたい、という人には、英語指導者が多く、そうしたプロ向けには、15年近く「英語絵本リードアラウドワークショップ(認定講師講座)」を開講している。
ここでは、自分たちの絵本の読み方をより楽しいものに、内容を理解しやすくするために、書かれている「心」を表現する演習をすると同時に、具体的だが「勉強っぽくない」指導法を考えている。
「自分だけが楽しいのか」とふっと不安に思って、受講者に尋ねてみた……。
リードアラウドの世界に足を踏み入れて数ヶ月です。大島先生の熱のこもったご指導とベテランの受講者の方々の まるで絵本に命を吹き込むかのような朗読ぶりに圧倒されて最初は腰が引ける思いでした。ですが、先生に 自分に潜んでいた表現力や想像力や瞬発力を引き出していただき夢中になって受講しているうちに気づけば毎回新しい自分に出会うようなワクワクした気持ちが湧き出ています。きっとリードアラウドを続けている限り 歳は重ねても このワクワクした気持ちは 絵本を前にした子供たちと同じように止まらないのではないのでしょうか。まだまだ学ぶべきことが多いだけに楽しみも大きいです。
少なくとも、ひとつ、こうした感想もあった……。よかった。