【絵本リードアラウド認定講座第二回】オンラインで〜リードアラウド研究会

認定講座、ついにオンラインでやってみた!

気づいたことなど書いてみたい。

 

参加人数はいつもの半分程度の4人。

 

まずは、機械的と思われるトラブル2種について。

一つは通信の状態によるものか、「ビデオ」(つまり顔を映す機能)が不安定になったこと。

もう一つは、ホストであるわたしの方に「エラー」表示が出て、参加者にホストの声だけで、「ビデオ」表示がなくなることが2度ほどあったこと。

どちらも、立ち上げ直して改善されたが、なぜか複数回起こって、繰り返さなければならなかった。

次回の準備として考えられるのは、使っていないアプリなどはしまって、PCに余裕を持たせる?ネット環境のいい位置を確認しておく?

 

次に有機的な課題をいくつか。

・対話のタイムラグ(時差)。

このせいで対話の「粋」が悪くなる印象がした。会話の反応が、一瞬か二瞬?遅れるが、それが物理的なものなのに、微妙に心理的に作用して、会話の熱が下がる。

慣れが必要か?

 

・同様にタイムラグのせいか、全体の反応が鈍く感じる。

表情が見えにくく、リアルなら感じ取れる参加者からの相槌やAhhやOhhなどの反応が、バーチャルになって感じ取れなくなるというか、見えない。

改善策として、チャットを利用する、というのがあるが、どうかな。Wowとかチャットで送る?特効薬にはならなそうだ…。

同じ原因だがもう一つ、会話のバトンタッチに時間がかかる、ということも記しておきたい。

 

・参加者同士の雑談がしにくく、コミュニケーションが薄くなる。

ただ、怪我の功名だったかもしれないが、通信トラブル発生の時に、参加者の「あーだ、こーだ」の声が飛び交って、一時、交流が活発になったのは良かった。

4人程度なら、マイクは基本的にミュート(消音)にせず開けておいて、リアルな感じを保つのも方法かもしれない。

 

・ミュートの使い方での発見。

一冊をひとりで通読してもらったが、これはまずマイクを全員をミュートにして始めた。

そして、ホストのわたしが、都度、ひとりのミュートを解除してその朗読をしっかりと聴く。次々、ひとりひとりのをミュートのオンオフしながら聞いて行った。

ひとりの朗読を全編通しでは聞けないが、それはリアルの時と同じ。同時進行している朗読を、巡回して聴いて、後にどこをどうしたらより良くなるかを指摘する。

ミュート機能を使うことで、個々の朗読を傾聴できる。オンラインの長所とも言える。

課題は、人数が増えた時。何人ならできるだろうか。増えた時は、どうしたらよいか。

 

全体を考えてみると、オンラインワークショップの参加者として、心がけたらいいことは、発言を活発にすること。

「…あの…」「えーっと」などで始めないで、冒頭からスパッと「〜についてこう思います」のように。何について、どう思うか、などはっきりスッキリ、そして頻繁に発言する。

ホストにも言えることだが、もう一つ。

ひとりの発言は短く。待ち時間が長いと、集中が切れる。頻繁に代わる代わる発言する場にすること。

ホストとしては、参加者からの挙手が少ない文化なので、次々、指名すること。個々のtask、演習を頻繁に設けて、振っていくこと。

 

オンラインにして、まだ初回。今後、進化していきますから、どうぞよろしく。

そして、この機会にぜひ遠方の方もご参加を!

 

 

 

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