先生の役目〜リードアラウド研究会

 

ふと目にしたSNSのつぶやき。

あるコメディアンが不祥事でMC役を外された後の、担当番組の様子についてだが、先生という役について言っているみたいだった。

言い得て妙。

 

 

〇〇(コメディアンの名前)がいない『△』(番組名)。話を区切り突っ込む人が不在だから、番組の流れにアクセントがない。XX(参加者)のおしゃべり垂れ流し状態に見えた。XXたちの話が〇〇のツッコミで中和されずウザさが際立ってしまった。まるで田原総一朗がいない朝まで生テレビ。

 

先生の役目:

・話を区切り、突っ込む

・流れにアクセントを作る

・参加者の話を垂れ流しにしない

・ツッコミでアクの強い話を中和する

 

絵本で英語を指導する:絵本リードアラウド認定講座

Magic School Busシリーズ〜キッズブックス英語スクール

リードアラウドのカリキュラムでも、かなり文が読めるようになってきた小学生中学年以上には、ノンフィクションの絵本も使う。

今週から、Magic School BusシリーズのHuman Bodyを読む。これに先行して前回から読み始めたのが『Parts』。こちらはフィクションだが、テーマは同様にHuman body。

絵本のリードアラウドで、本を読めるようになってきた生徒たちに、ときにノンフィクション系の語彙も学ばせたい。

年相応の語彙として、たとえば「大脳」とか「動脈」とか。山ほどある。

昨年度の高校一年は、『World War II』を、歴史や社会学系の語彙をまなびつつ、歴史的事件などをディスカッションした。

アメリカの大学に入って愕然としたのは、大学生としての英語の語彙の貧弱さだった。

だから、今から生徒たちの読む分野を広げ、語彙を広い分野から身につけさせたい。

さて、本年度。

力がついてきた小学生クラスで、Magic School Busである。

「絵本なんて小さい子の読む本じゃない?」なんて態度が少しでも見えたら、どかんとノンフィクションに挑戦させてみよう。

まだまだ「小さい子」の英語にも追いついていないこと、うすうす知らせ(やる気をくじかない程度に)、ノンフィクションの情報を学ぶ楽しさも示そう。

「億劫(おっくう)」という気持ちについて〜リードアラウド研究会

億劫に(おっくう)と思う気持ち。いったいどこから湧いてくるのか。

実はすごく単純なことなのではないか。

子どもと50歳以上について、それぞれ考えてみた。

【子どもの億劫という気持ち】

リードアラウドを子どもたちとしてきて、気づいたことのひとつに、本を読む間、ちゃんと立っていられない子どもがいて、それが少なくないこと。そして立つことを「めんどうくさい」という…。

立つのを億劫がる、立たせてもぐにゃぐにゃする、すぐに座ろうとする、よりかかる。

何かというと「めんどうくさい」。

「若いのになんで?」

初めのうちはただ不思議だったが、そんな子どもたちの体を支えようと手出したとき、分かった。

筋肉がない!

柔らかすぎか、すぐに骨に届きそう。

筋肉がないから、ずるずる体が崩れやすい。疲れやすい。動かないでいたい。つまり、何をするのも億劫になる…。

鬱とか心の問題より先に、体の問題、筋肉の問題だろうと思う。

若者よ!

そしてパパ、ママ!

運動も「おけいこ」する時代だ。

運動系の「おけいこ」、小学生時代に大切かもしれない。体幹作りだ。筋肉つけよう。

【50歳以上の人の億劫という気持ち】

この春の経験。

普段たいていのことを、億劫と思うことが少ないわたしだが、久しぶりに風邪をひいて10日くらい「安静」にしていた。

日頃の筋トレもせず、階段も使わず、散歩もせず、横になるか部屋でぶらぶらしていた。

しばらくすると、回復期であるはずなのに、いろいろなことが「億劫」と思えてきた。

「こんなはずのじゃない」と、不安になる。でも、外に出るのもめんどうくさい。歩くのも大義だ。

一週間経って、

「えいや〜!」と体を動かし始めて驚いた。

ちょっと歩いて、すぐに座りたくなる。

立っていると、寄り掛かろうとする。

エレベーターがあれば乗りたい。

いつも早歩きする坂道が、長く苦しく遅歩きになる。

筋肉が落ちてしまったのだ。

体重が落ちたのはわかる。でも、体脂肪率が高くなっていたのにはゾッとした。

筋肉の減少と、億劫な気持ちの出現。相関関係がある?と、怪しんだ。

それから、徐々に運動量を増やした。

1ヶ月でどうにかなるかと思いきや、億劫気分はまだあって、やっと、階段がさほど嫌でなくなったのは、2ヶ月後。

遠回りして歩いたり、遠くのスーパーにも行く気も戻ってきた。

そして…、億劫と思う気持ちもいつの間にか消えていた。

そこで、この自分の例だけだが、言ってしまおう…

億劫な気持ちは筋肉現象が原因(のひとつ)!

もともと活動的な人に、ちょっとでも「億劫だな」という気持ちが芽生えたら、

筋肉の減少を疑ってみること。

そしてすぐに、階段を使い始めよう。

いつも立っていて平気なのに、「座りたいな」と思ったら、筋肉減少のサイン。

それから、しゃがんでから立ち上がるときに、「どっこいしょ」と言ってしまったら、筋肉減少を疑おう。

しゃがんだら、どこにもつかまらず上半身を揺らさず、能や狂言の踊り手のように、すっと立ち上がろう。

先日、お手本にすべき姿を見た。

88歳のマダム。ハイヒールを履いてタンゴを踊る人だ。

いっしょにコーヒーを飲んで長話をしている間、彼女は椅子に浅く腰掛け、背を椅子から話してぴんっと姿勢を保っていた。

体に対する心がけ、筋肉作りが大切なのだと、改めて思った。

老いも若きも、何事も億劫と感じない前向きの気持ちを持つには、筋肉が大切!

Shyな生徒に英語を積極的に学んでもらうには〜キッズブックス英語スクール

人前で英語を言うのは恥ずかしい、と感じる生徒は少なくない。

英語の上達には、その羞恥心は捨てて欲しい。

でも、恥ずかしがる気持ちをどう克服したらいいのだろう。英語圏で、子どもの羞恥心をどう克服するかを、学者がまとめていたものをみつけた。

英語の指導にも役立つことがありそうだ。

University of New Englandの心理学者の記事:Helping Young Children Overcome shyness

1.Tell the children about times when you acted bashful

大人が、かつて自分が恥ずかしかった経験、恥ずかしがりやだった時のことを話す。– あるある、これはできる!

2. Explain to the children how they will benefit from acting outgoing

積極的に行動することがどのくらい自分のためになるか、説明する– 「そう言われても…」とその時は思うかもしれないが、潜在的にこの認識が残るかな。

3. Show empathy when the children feel afraid to interact

物怖じして関わりが持てないでいる子どもに、共感していることを示す– これからは、共感していることを、もっとわかりやすく言葉にしてみる!

4. Prevent labelling of the children as shy

その子どもに「恥ずかしがりや」とレッテルを貼らないようにする– どきっ、これは要注意。知らず知らずやっていそうだ。家族も要注意。

5. Set goals for more outgoing behaviour and measure progress

より積極的な態度の目標を設定し、その進捗をはかる– 今思いつくのは「目標挙手5回」とか?うーん、形骸化しそう。これにはシアターゲームが使えそうな予感が。考えてみます。

6. Set a model of outgoing behaviour

積極的な態度の手本を設定する– どういうことがクラスでの「積極的な態度」なのか、具体的に言ってあげよう。はっきり答える、挙手、大きな声で読む・言う、自分の意見を言う…

7. Expose the children to unfamiliar settings and people

不慣れな状況や人々のところへ連れていく– 新しいクラスメートや別のクラスの生徒と話をさせたり、他の人の親と会話させるのも手か。

8. Prompt the children to interact with others

他の人たちとの交流を促す– 7.と同様

9. Reward the children for outgoing behaviour

積極的な態度を示したら褒美を与える– 意外と即物的なことでもいいかもしれない。シール?グミ1粒とか?

10. Praise others’ outgoing behaviour in the presence of the children

目の前で他の子どもが積極的な態度をとったら褒める。– 日本の文化的には多少躊躇するが、グローバルに考えれば、すべきことか。

11. Help the children practice interacting with others

他人と交流する練習を手助けする。– 橋渡しのような言葉がけ!

12. Pair each shy child with another child in each important setting

大切な場面では、恥ずかしがりでない子どもとペアにする。– いい方向で「つられる」のはよく観察される光景…。

13. Read books with the children about individuals who overcome shyness

恥ずかしがり屋であることを克服した人についての本を、一緒に読む – そういう設定の絵本があった、どれだったか。探しておこう。

14. Eliminate teasing of the children

からかうのはご法度。- そういうつもりでなくとも、からかいと感じることをしているかも、と反省。

15. Teach the children to identify and verbally express their emotions

どんな感情なのか、その感情を言葉で言い表すことを教える。– おお、これか。これは重要なことだ。フラッシュカードがあった。近いうちに応用したい。

16. Coordinate your efforts with those of other relevant adults

関心を持つ関係者同士で、子どもの羞恥心についての取り組みについて協力し合う – 親御さんがまずは一番の相手!

17. Read more about shyness and learn additional strategies for parents and teachers

さらに羞恥心について文献にあたり、親や教師のためのさらなる方策を学ぶ– そう、学問は日進月歩なのだから、情報収拾を怠けてはいけない。

18. Consult a guidance counsellor or psychologist

カウンセラーや心理学者に相談する。- 日本ではまだまだこういうことをすることが特別なこと、それも「問題児」だからなどと、よくないというイメージがあったりするのかもしれない。先入観なく、利用しやすくなって欲しい。

「風通し」のいい場所~キッズブックス英語スクール

アメリカの西海岸、オレゴン州のポートランドという街にくると、特に東京からひとっ飛びで着いた直後の数日間は、その街に住まう人々がずいぶんと自由に、自己表現して生きているなあ、と感じいって、人観察できょろきょろしてしまう。

早春のある春めいた日、春の訪れを知らせる妖精のようにウキウキ、ふわふわと、お兄さんが頭からつま先まで虹色のオウムに扮して歩いていた。すれ違う人々もごく普通に、それを笑顔で見送る。

交差点で、あごひげを密にたくわえたお兄さん?が人待ち顔で立っていた。 その見事なヒゲは、顎下10センチくらいのところで圧縮フェルト加工のように隙間なく密になっている。色も赤から茶色のグラデーションに染めていて、スタイリッシュだ。

色といえば、東京も渋谷などでは見かける蛍光色の髪。この街では、もともとの髪の色がブロンドだったり、色があっても薄く抜きやすい人が多いからか、蛍光色を乗せると、とてもいい発色で光り輝く。草間彌生さんの髪のような鮮やかな色の老若男女が、あちこちに。

自由な雰囲気は、見かけだけではない。

舞台俳優のように響き渡る声で、滔々(とうとう)と世の中への不満を、通行人に疲れ知らずに語る男性や女性。毎日、声を出しているのか、素晴らしい声だ。

別の角を曲がると、スタジオでの練習の代わりか、小遣い稼ぎか、アンプ持ち込みでロックギターをかき鳴らしているお兄さんがいる。かなりの腕前で、立ち止まって聞き入る人も。

スターバックスにいけば、まるでGilda Radnerが演じる、おしゃべりで超元気なおばあさんを地でいくスーパーハイパーおばあさんが、天候への不満を周囲に語りながら、コーヒーにどぼどぼ牛乳を注いでいる。

即興劇をする人だったら、キャラクターつくりのアイディアに事欠かない街だが、個々を重んじている感じの周囲の人々が、とても暖かい目をしているところが羨ましい。

わたしにも、まったく嫌な風景ではない。風通しがいい、という感じ。

気持ちがゆったり大らかになる。

ふと想像するのは、こんなに自由に振る舞い、それをまた当たり前に受け入れる人々が小学生だった頃の教室。

賑やかだっただろう。でも先生は、そこで子どもをじっと行儀よく椅子に座らせておくことに、主なエネルギーを使ったわけではなさそうだ。

他者を尊重し受け入れること、そうすることが自分の自由にも繋がるということ、子どもはどう学んだのだろう。

小さいながらも、そして週に1回程度の英語の教室であっても、風通しのいいところにしたい。

そう、ちょっと見は統制がとれてないようでも、子どもが開放的に、でも確実に学べるところであって欲しい。