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わがスクールでは、英検のことを「足の裏についたゴハン粒」と説明することがある。
そのこころは、「とらないと気持ち悪いが、とらなくても大勢に影響はない」。
先日、その準二級の二次テストの準備について相談を受けたので、最近の二次テストの過去問題を見てみた。
すると、いつもスクールのレッスン開始時に英語でディスカッションしているような内容の省略版で、フォーマットを知っておけば、準備は十分と思えた。
テストで驚かないようその形式を紹介して、あとは「お題」について、英検の「模範回答」よりちょっとだけ深い会話を交わした。
このとき「関係ない」という顔をしても、一応おつきあい程度にレッスンに参加していたCちゃん。
ところが二次試験の前日、
「あの、わたしも一次試験受かっていて、明日、二次試験を受けることになっていました」と。
わたしは、二次試験を知らなかったというか、一次に「受かったことを忘れていた」ことに、ずいぶんと感心してしまった。
かっこいいね、Cちゃん。
世間では、英語学習の目的にさえなっていることがある英語検定だ。
その「一次試験合格に気づかなかった」「忘れてしまった」。
Cちゃんにとっては、それこそ英検は「足の裏のゴハン粒」なんだなあ。
これからも、もしまた「取らないと気持ち悪くなったら取る」と、言いえる自信をいつもてるといい。
ただし、試験日は忘れないように。
*キッズブックス英語スクール:中高生クラス