語彙の勉強にfatigueしたら~キッズブックス英語スクール

英語圏でmiddle schoolになると、どんどん語彙が難しく、よってreadingも高度になっていく。

いくら小学生のときからインターナショナルスクールに通っていても、日本に住んでいて、両親ともに日本人で、家庭内の第一言語が日本語の場合、語彙がなかなか増えていかない。

わがプライベートレッスン生徒もmiddle school生になって、当スクールで一緒に学ぶ語彙は、日本の大学受験生レベルかもしれない。

 

ひととおりのことでは覚えられないし、ただ丸暗記ではなかなかreadingやwritingで使えるまでにならない。

そこで、ワークブックやPCプログラムなどで、記憶するのにより多くの「ひっかかり」(エピソード)をつけて指導するようにしている。

 

 

そしたら先日、fatigue(疲労、be 〜ed 疲れ切る)を知らなかった彼は、「fatty 牛」と言い出した。

「疲れた時は、fatty 牛を食べよう」とか言う。

 

違う違う、ギュウじゃない。発音は「ファティーグ」だってば。あわてるわたし。

 

それでもその時間、fatigueが出てくるたびに「fatty牛」、するとそれに被せて、わたしが「ファティーグ」と発音する。

 

何度繰り返したかな。笑った笑った。そして、ああ、疲れた。

TOEFL primary(小学生)受験準備:基本〜キッズブックス英語スクール

世の中は動いている。

小学生もTOEFL primaryを受けられるご時世となったようだ。

そこで、あるのならチャレンジもいいかと、そのために直前にどんな準備ができるだろうかと考えてみた。

 

  1. 過去問題をひととおり12月が第2回目というから、過去問題を集めた問題集などはまだないようで、Sample Test   を2回、たとえば10月に1回と11月末に1回と期間をあけてやって、スコアを比べてみよう。
  2. 読み物をシャドーイング(本文を見ながら)これは、今日からでもいい。だまされたと思って始めてほしい。例えばこのくらいの本『Room on the Broom』と、これをある程度の速さで読んでいるビデオの音声についてシャドーイングする。1日1回、きりのよいところまで、3〜4分でいい。 もう一冊。『Frog and Toad Are Friends』英語を聞き慣れるには、3分でも4分でも頭の中をシャドーイングで英語漬けにするとよい。音声、イントネーション、速さに慣れてくる。英語の「波」に乗る回路を脳内に、試験日まで作っておく。本を聞き読んでいるうちに、かつて聞いたことがある表現や単語に出くわすこともある。英語を習って3年以上たっていれば、それなりに1度や2度なら聞いた単語も多くなっているので、本をシャドーイングしながら、その記憶が掘り起こされる。1回に5分以上もすると疲れてしまうので、短くする。休憩をいれれば、また続けてもよい。 また、CD付きの『Good Night Owl』の部分はシャドーイングに使える。

    Room on the Broom  Frog and Toad Are Friends (I Can Read Book 2)  The Watermelon Seed and Good Night Owl 2-In-1 Listen-Along Reader: 2 Funny Tales [With Audio CD]

公立小学校の英語教材と英語絵本〜キッズブックス英語スクール

公立小学校での英語が教科になってから、小学校の英語の時間はどんな様子なんだろう。

よく知らない。ちょっと不勉強であったことを反省した。

 

そこで先週からそろそろっと、その教材を「お勉強」し始めた。

 

手にしたのは光村図書のもので、世田谷区立で使われている5年生用と6年生用教科書『Here We Go!』だ。

 

第一印象は、「ずいぶんよくなったなあ」。

 

まだお勉強し始めたばかりなので、細かいところまで見られていないが、それでもかなり中身の濃さと、広い目配りがされているとという感想を思った。

 

だがこの教科書、初めて英語をする身になって考えると、「英語だらけで、わかんない!」と不安になるかなと思う。でもそれは、教室での紹介のしかたと先生のフォロー、そしてどれだけ時間の余裕があるかで、使いようはありそうだ(ちょっと上記の条件が厳しいかもしれないが)。

 

5年生のunit 1は、Hello, everyoneというタイトルだ。

英語が初めてだからと生徒を幼児扱いせずに、その年齢なりの言葉で語りかけるところは、好感を持った。

しょっぱなに「response」「contact」などちょっとしたbig wordもさらっと使っている。使って慣らす、第二言語習得法などが発達してそのよい影響もあるようだ。

 

最初の時間に、feelingsについて少々学ぶ。

そこで、「表情が大切」と先生への指針もあるが、書いてあるだけなので、きっとどうしていいか、先生はそう深入りできなそうだ。アクティビティなどする時間と、その仕方の指針などあるといいだろうな、と思う。

 

そうだ、こういうところで、絵本とリードアラウドの力が発揮されるのだけれどな……。

限られた学校の英語の時間内で、どうしたものか。

 

まだこの教科書、数ページみただけだが、いろいろ考えが吹き出す。

これからちょいちょい、今の小学生とのフィールドワークもしながら、より多くの小学生のよりよい英語の学び方を考えていきたい。

英語絵本キッズブックス

 

絵本リードアラウド認定講師講座第5回報告〜リードアラウド研究会

今回の課題書は、珍しく原書が日本語の本。訳者の原書に対する敬意や熱意のようなものや、日本語のニュアンスを英語に置き換える際に必要な両方の言語に通じる知性や心に動かされた。

しょっぱなに、みなさんの感想を尋ねると、難しいと感じた人が多いことに納得。その理由が「ナレーターが誰か」なのは、さすが。玄人?

キャンプ場でお父さんが子どもに語っている姿が見える。なぜかお父さん。そのうち、理由が浮かんでくるかもしれないが、いまは直感的。

いろいろな分析があった。日本語版と英語版の絵の扱いの違いも興味深い。風景がクローズアップされ、語り口が子どもっぽいのが日本語。風景が一歩退いていて、口調がsophistigateされて大人っぽいのが英語。ここにも議論の種が。

種を撒きながら、朗読表現の練習に進む。文字で書かれている文章に音を感じさせるのも、リードアラウドだ。音が鳴る「ボタン」が、あちらこちらに埋まっている。それを拾いながら、音を聞くような気持ちにさせる読み方を目指す。擬声語の読み方だけではなく、読み手が耳を澄ますような間からも、音は感じられる。たとえば、birdsがねぐらとしている木に戻る景色。そこからは、賑やかな鳥の声が聞こえてくるはずだ。光は主人公のひとり。これを感じさせるのは、遠近や明暗の表現だろう。夜空の星を見るときの声と、目を雫に近づけて見るときの声は違う。どう差をつけるのか。子どもに聞かせている場面でもある。「There you are, white moon!」なんて、ナレーターが親密に感じられるところだ。声や読み方も、聞き手に近づきたい。

カルチャーセンターなどであれば、こういった演習を何度も行うので、仕上がりまで見届けられる。だが本講座はプロ向け。多くは、本人の練習に任す形になる。次回のプレゼンに期待する。

Every Color of Light: A Book about the Sky

「あるある」語彙不足での悲しい経験〜キッズブックス英語スクール

スクールでインターナショナル校に通う中学生を指導している。

インター校で小学生の頃から英語を使っていても、学校外で日本語で暮らしていると、使える英語の語彙が限られる。意味が曖昧なまま聞きすごしている言葉が、実は山ほどある。

インター校に通う日本人の子どもは、自分たちの日常会話とそこで使う文体やイディオムなどは、ネイティブの同年齢の子ども並みに達者だが、ネイティブの大人、先生たちに言われたことや、書かれたことが、100%わかっているわけではない。

そんなわが生徒と、語彙と読解力を強化するレッスンをしていた先日のこと。

「clumsyとcumbersomeが同義語」と確認していたら、

「くそ〜!」とこぶしを握った彼。

 

思い出したらしい、小学生時代の先生(英語ネイティブ)に、よく「You are clumsy(不器用だね)」と言われたことを。そして、よく意味がわからず、「Thank you」とまで自分が応えていたことを!

その意味がわかってさえいたら、絶対に言い返す気性の生徒だ。悔しさに同感する。

 

淡々として、感情があまり推測できない口ぶりで、不明の語彙を使われたとき。

ある、ある、こういった取り違え。日本人らしく、お礼を言っておく。そして、あとで意味がわかって、すごくすごく悔しい思いをする。

 

そんなことを言われる筋合いがないのに言われて、その上、自分はThank youなんて「感謝して」までしてしまった……。

 

あんまり嫌な思い出すぎて、わたしの中では具体的な記憶はほとんど残っていないが、そういう悔しい思いをしたことは、多々あったことを覚えている。

 

語彙力を伸ばして、悔しい思いをする回数を減らそう!