この10年で子どもと英語の環境が著しく変わってきたと思う。
そのひとつが、わが子を「インターナショナルスクールに通わせています」という親御さんたちに遭遇する機会が増えたこと。
そこで、そうした親として「先輩」にあたるわたしが、
インターナショナルスクールを卒業し米国の大学に行って、今やいい年の大人になった息子との最近のコミュニケーションで思ったことを記しておきたい。
それは、
日本人のわが子であっても、家族の第一言語が英語になる可能性があること。
会話では口が達者で、家にいるときは日本語でのコミュニケーションでまったく不都合や違和感を感じなかったが、息子が異国に巣立った今、メールでのやりとりが中心になり、そのときの言語は英語になった。
とくに、ちょっと複雑なことは、全部英語になったのだ。
また、結婚して、相手は日本語を話さない英語の人だった。
するとどうだ。
実際に会っている時も、家族はみんな英語で話すことになったのだ。
もし、これで親が英語で返せなかったら…。
これは、秋田出身なのに東京言葉に染まった父が言っていた、「秋田弁」と「東京言葉」のギャップ、自分の母や故郷の人たちとのコミュニケーションギャップより、もっと深いギャップだろう。書き言葉まで違うのだから。
そこで、インターナショナルスクールに子どもを今、通わせてるみなさん。今なら間に合う。
親も英語を、英会話程度ではなく英語圏大学入学できる程度に磨いていこう。
わが子の手紙がよくわからないって、残念すぎる。返事も書けない。
わが子に言いたいことが言えないって、悲しすぎる。
時間はまだある!
子どもの学校の勉強といっしょに始めよう。教科書やワークブックから学ばせてもらおう。
そして自分でも、英語を読む!経験から言うと、本を読むのがすぐ始められるし、続ければ身になる一番のおすすめ。本当です。さあ!
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