英語の先生、シアターゲームで遊ぶ!~リードアラウド研究会

久しぶりに、先生向けのシアターゲームのワークショップを企画した。9月23日(祭日)。

(受付は7/23以降、申し込みはこちらから

知れば知るほど奥が深い、シアターゲームなのである。一人でも多くの先生に知ってもらいたい。

 

今回は、時間をたっぷり使って、まずはゲームを楽しむ。

どう進行させるかは、その後で。

 

これまでは、解説や説明を間に挟んでのワークショップだったので、勉強熱心な先生たちは「勉強」の方に意識が行ってしまったかも。

シアターゲームの本質(楽しい!)を伝える、という意味ではちょっと不完全燃焼感がある。

 

先生であることを忘れて、「遊ぶ人」として楽しさを経験することが大切だと、思う故の今回の企画である。

 

これまで実際に、大人から子どもまでのリードアラウドのクラスで取り入れてみた、実際の「使い勝手」を踏まえての紹介だ。

 

ところでシアターゲームとは、どんな場合にどう役立つの? その疑問に答えるべく、いくつか例を挙げてみる。

 

・場合1:

初対面の人々で、空気がぎこちない。そのままだと、発言が出ないで、双方向型進行なんて無理。

→ icebreaker タイプのゲーム。ゲーム上、しっかり相手を見たり声がけしたりで、緊張が緩み発言しやすい雰囲気になる。

 

・場合2:

声が小さい。エネルギーが出ていない。結果、クラスが沈滞している。表現が死んでいる。

→Energize ゲーム。いやでも叫ぶことになる。ムキになってついつい大声に。

 

・場合3:

気が散っている。ざわざわしている。クラスがばらばら。

→ 集中させるゲーム。相手の息遣いまで聞こえるほど、集中することもゲームならでは。

 

・場合4:

たくさん新しい語彙がでてきて、覚えてもらえない。新しい語彙を体に染み込ませたい。

→Word Ballゲーム。wordを言いながらボール投げ、キャッチボール、二つの全く違う動作を同時にすることで、脳に負荷がかかって、記憶に引っかかりができる。

・場合5:

知っているはずの語彙が口に登らない。既習の語彙の棚卸し。記憶の奥に入っている語彙を引っ張り出して、いつでも反射的に使えるようにする。

→連想ゲーム、語彙ゲーム。ボールを渡し合いながら、または手でリズムをとりながらやることで、記憶の出し入れがスムーズに。

 

・場合6:

音読、朗読が平坦だ。表現をもっと豊かにさせたい。

→ 相手のマネから始める表現ゲーム。感情をどんどん増幅させるゲームや、相手のジェスチャーからどんな感情を表現しているかをあてるゲームなど。感情が言葉にのるようになると、英語も伝わりやすく大変身。

 

・場合7:

Writingを初級者にどう教えたらいい?Speakingは?

→ 場面や物語を作るゲームを、ブロークンでも英語でやる。ゲームのおかしさで、ブロークンでも気にならず、口数が増える。言い直してあげる機会を作れる。

 

などなど。まだまだ、使えそうなゲームがたくさん。数え上げたらきりがない。脳科学、認知心理学など科学が、こうしたゲームでの脳の働きとその「効果」を科学的に証明しつつある。

魔法でも、おまじないでもない。

すべての解明を難しくても、効果的であることが科学的に少しずつわかってきた。

使ってみませんか、シアターゲーム。