神保町のブックハウスカフェで初のオープンMIC「英語絵本de ナイト」が、6月21日(金)19:00~20:30に開催され、無事終了した。
エントリー人数、15人にお客様も。朗読された本は13冊。
いやはや、みなさん。お見事。ああ、人間の営みはいいなあ、尊いものだ。
カルチャーセンターで、声の出し方や立ち姿から、ときには英語の言葉の意味や発音から、そして解釈と表現方法を学びながら、ここまで仕上げたみなさん。
リードアラウド研究会で毎月1回、絵本の分析や解釈と、それにもとづいたより深い表現練習をしてきた英語のプロ、先生たち、そしてその先生方の生徒。
外部の3エントリーのみなさん。
これらを加えて、まこと、「耳福」な時間だった。
朗読の完成度が上がってくると、他人に聞かせたくなるのは自然なことだ。
逆に、聞いてもらえるあてがあると、練習に力が入るものだ。
今回のエントリー者の朗読は、そのほんとんどの「責任者」は、もともとそれを指導したわたしだ。
その立場からすると、よくぞここまで磨いてくれました、という嬉しさがこみ上げる。
さて、その仕上がりについて客観的に考えてみる。
今日こうして数日を経て、初めて見えてくる「門下」(こう呼ぶのも恐れ多いがとりあえず…)の特徴があるように思う。
そのひとつが、個性的。多少「荒けづり」でも、個性を殺さない指導ができているのか?
もうひとつは、エネルギーの大きさ。少なくとも、力のないふにゅふにゅな感じの朗読がなかった。朗読者がパワフル、またはパワフルになる指導なのか?
それから最後に、楽しさと気持ちのよさ。もともと楽しい人たちなのか、読んでいるうちに楽しくなるのか?
なんにしろ、ずばりリードアラウドそのものを、みなさんが体現していた!
あー、よかったな〜。