カルチャーセンター夏学期終了(その1)〜リードアラウド研究会

新宿のカルチャーセンター「声に出して読む英語絵本」講座の秋学期が終わった。本はこの2冊。

全5回の講座だったが、全員が(指導者の)思い通り上達したので、とても気持ちが清々しい。今回のリードアラウドのテーマは、特に、感情を言葉に乗せること。

Walter Was Worriedは、感情そのものが本のテーマで、典型的な子どもの感情が天気の変化とともに表現される。単純だが物語の筋があってそれに沿って自然に生まれる感情が表されているので、朗読者として想像しやすく、絵でも表されて非常に具体的。課題書として優れものだ。

登場人物の描かれた表情が、ある感情たとえばworriedなどをよく表しているので、顔マネでもかなりいい線までいける。だが、一番効果的だったのは、演習として行ったemotion ballゲーム。ボールを持って、worriedなどと言いながら、反射的にその気持ちを込めて相手に投げる。感情をボールとともに、投げる、パスすることで、言葉と感情がいっしょになるのが不思議。気持ちをpuzzledとかupsetとかいろいろ変えて言いながら、ボールを投げる。次第に無意識に近く気持ちが言葉に乗るようになったら、次に、順々にその感情の幅を広げていく演習をする。

「暗い」のならどん底の暗さまで、「心配だ」なら狂いそうなくらい心配に。日常では表さない最大級の感情まで表出させる。このあたりから、頭のなかにアドレナリンか何か興奮物質が流れるのか、楽しくなりより表現が解放されてくる。(つづく)