リードアラウドがやっていること:読解力をつける〜リードアラウド研究会

リードアラウドでは、表現ある読みを指導者自身もできるように、そして生徒たちにそれを伝授す流。

 

「表現ある読み」の基本は、reading fluency。

いろいろそれを見る要素がある。

なかでも

フレージング、

抑揚、

速度、

声の大きさ(強弱)

は、読み手がどのくらい文を理解しているか、読解の度合いが見えてくるものだ。

 

では具体的に、これらの要素によって示されるのは何か。

それは、次の3つだろう。

 

1. 文節

 

2. 係り受け

主語と述語の関係や、修飾語と被修飾語の関係

 

3. 照応

指示代名詞が何を指すか

 

 

これらが適切ならば(fluent readersならば)、その文を読解している。

逆に、その文を理解しているなら、1〜3が適切で読み方はfluentなはず、と考えられる。

 

 

そこで、まだよく読解ができていない初級者に、fluent readingを指導すると、読解につながる。

これが、リードアラウドのやっていること。

 

「豊かな表現で」とか「気持ちを込めて」のみを強調すると、

リードアラウドは感情や「芸術」的側面を指導している、そんなのは初級者にはまだまだいらない、

などと思われることもあるだろう。

 

そこで、

リードアラウドは上記、読解の要である、文節、係り受け、照応

この3つを踏まえた読解の指導でもある

ことを、きちんと説明したい。