苦渋の決断?を下した。
2018年3月からの絵本9冊を、ついに決定した。
何冊も候補に上がって消えたタイトルが、ちょっと「不憫」だ。またの機会に。
選択の際に、
古典とモダンのバランス、
指導対象、
朗読のタイプ
ーー主にこれらの要素を考えた。
新年度、特に指導対象という要素を新たにした。
3グループ、
A: 4歳未満とその父母対象
B: 4-7歳程度
C: 8-16歳程度
と、典型的な対象年齢の幅で分けた。
もちろん良質な絵本は、万人向けなのでその年齢幅以外にも、「料理」の方法はある。
めやすである。
Aグループにはボードブックになっている、いわゆる「赤ちゃん本」を選んだ。
これを赤ちゃんにリードアラウド指導するのではなく、その父母(家族)に読み方を指南する方法を研修する。
Bグループは、リードアラウドのごく一般的な年齢層向け、王道的本。
古典、Mr. Gumpy’s Outingと、
定番Elephant & Piggieからの1冊と、
数年前に取り上げたモダンな本(『I Want My Hat Back』)の続編にあたる、またまたクールな1冊。
Cグループに選んだ1冊『The Book with No Picture』は絵本なのに絵がない。さあ、どう読むか、どう読ませるか。チャレンジングな本……と思っていたら、新聞でその翻訳版(早川書房)が大ヒット中と知った。英語のユーモアをどう翻訳したのか、気になる。
あと2冊は、M. Sendakの本とDr. Suessのクリスマスがテーマの本。
Dr. Suessのこの古典的クリスマス本では、今更ながら発見が。
以前、ワークショップでも取り上げた『Merry Christmas, Very Hungry Bear』は、このDr. Suessのパロディだった!
これら3グループを順に、A-B-C/A-B-C/A-B-Cと3回繰り返すように、3月から12月の9回の講座で取り上げていく。
全講座の受講が難しい人は、どう「つまみ食い」するか。パターンを参考に考えるのもいい。
全タイトルの発表は、1月13日!