「日本人があんなに感情豊かに英語を言うのに、驚いた」
12月22日の晩、ブックハウスカフェで開催させていただいた「大人のための英語絵本の夕べ」を見ての、英語圏のお客さんの感想のひとつだ。
「英語のお稽古」のような読み下し的な、発表(朗読)は皆無。
そこだけでも、私は誇らしい。
英語の非母語者が頑張って読んで、「お上手でした」と英語母語者がお世辞を言うのとは違う感想だった。
「絵本があんなに面白いって、知らなかった」
「(アメリカ人の)母は、いつもDr. スースはつまらない、くだらない事ばかり書いてあると言って(子どもの)自分も面白いと思わなかったが、そうじゃない(のが分かった)」
「クレヨンの本、いや面白かった」
「人間の声は、実にいろいろあるんだな。様々な違った声を聞いて興味深かった」
ポロポロ出てくるこのお客さんのつぶやきを、まとめて一言で言うと、
「目からウロコ(が落ちた)」
である。
みなさん、
ワッハハハ
(だろう、だろう)と高笑いしましょう!
絵本のテーマやスタイルの豊穣さ、
英語の絵本の楽しみ方のひとつとしてのリードアラウドの存在意義、
声を出すこと、表現することの喜び、表現の奥深さやその魅力、
これらがにじみ出た、貴重な時間だった。
みなさんが作りました!
どうもありがとう。