『The Polar Express』演出メモ〜リードアラウド研究会

12月22日にみなさんと読む『The Polar Express』の、演出メモをあげておく。

いろいろ個々人で考えるところがあるだろうが、今回、統一イメージで読んでみたい。

 

Narrator:

今、若くない人。シーン1の最初の段落、

On Christmas Eve, 〜 Santa’s sleigh. 今の「私」。中年の声。

次の行から、子ども(6~7歳?)に戻っていく。以降、子どもの声。

最終ページ。At one time 〜truly believe. までまた、今の「私」に。

2声を使い分けよう。

 

the conductorと、Santa:

the conductorは、40~50代。声に張りがある。テンポよくしゃべる。

Santaは、70~80代。ゆっくり、深く、間も開きがちなしゃべり。大きな体をゆらすように。顎の周りに肉がついているイメージ。

プレゼントについていたカードのメッセージ(最後のほう、妹とクリスマスツリーの前に座っている場面)の声もサンタの声で。

Children:

複数で声を合わせていうので、ゆっくりめ、多少平坦。大きな声。

 

シーン3:車内。屋内の声、暖かい場所、華やいだ場面を意識した声で。

 

シーン5:山にExpressが上がっていく場面。スピード感を。

シーン7: 北極に到着。街が目前に広がるようすを頭に描いて。

シーン9: bellsが目玉。感動を込めて。a magical soundをイメージして、自然な間があくように。

Santaの登場をダイナミックに。その人が自分の前に来た驚きも想像しながら。

シーン10: I knew以下は、全子どもの夢。感慨を込めて。そして、意外や意外、But 以下を多くの子どもに説明するように。

one silver bell 特別感を出して。

Santaの「I」を賞賛する気持ちを込めて。

 

シーン11: 空という空間を感じて。in the cold, dark, polar sky. を感じさせる余韻あるピリオドで。

 

シーン12:現実的、室内の声。空間は狭い。間合いはさほどない。最終行の失望感、深く。

シーン13: The Conductor said〜couldn’t hear him. ミステリアスな、気になる感じで。→結末の伏線。気を持たせる

シーン14: 音が聞こえる子どもと、聞こえない大人の対照をつける。大人の声は「俗」な感じに。

最後の文は、不思議なことを発見した驚きを込めて。a soundが重要。

最終シーン:who truly believeは、徐々にゆっくりフェードアウト。

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