パパ・ママが英語絵本を楽しむ〜キッズブックス英語スクール

I Went Walking (Board Book)

7月8日の『パパ・ママのための英語えほん講座』のテキストは、英語絵本の入門にぴったりなため何度も使っている『I Went Walking』だった。

パパ・ママと英語絵本を読むときに、心がけていることがある。
それは、
「絵だけを見て、話を作る」
という時間を作ること。
大人は、絵をよく見ないで文字だけを追って絵本を読む傾向がある。
「絵だけを見て、話を作る」ことは、子どもの絵本の楽しみ方を思い出すための大切な過程だと、近頃では強く思う。

「この場面、どんなお話でしょう?」と尋ねながら進む。
そう言われてあらためて絵を見たパパやママから、
「このネコ、カモを狙っていたんだ」
「あ、この子、だんだん暑くなって服や靴を脱いでいる」
と次々と発見の声が聞こえてくる。
「ああ、そうだったのか」
「へえ」
という驚きもある。

読む人が、絵本の場面場面で起きていることをちゃんと見ていれば、子どもとの会話が進む。
驚きや発見があると、「この本、面白いね」というポジティブな感情が、読むときの言葉に入ってくる。
驚きや発見のあるなしで、朗読が、全然、本当に全く違ってくる。
平坦で感情があまり伝わらない「普通」の読み方が、「その場面らしい」「喜怒哀楽のある」読み方、つまりリードアラウド式に見事に変わる。
あとは、ちょっとした調整とコツの伝授で、子どもに「また読んで!」とリクエストされる読み方のいっちょあがり。

パパ・ママのための英語えほん講座
『パパ・ママのための英語えほん講座』

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